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【ヤバいアニメに出会った!最後の投稿になるかもしれない!助けてくれ!】五等分の花嫁

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何かとここ最近名前は良く耳にしていた「五等分の花嫁」というタイトル。こういうサイリウムの危険な光と香り漂うアニメにはかつて手を出したことも手を出そうとしたこともなかったのだが、怖いもの見たさ半分と人気の訳を知りたい半分で観る条件は満タンとなった。すると、あらすじはとてもシンプルなものだった。

※編集後記
この記事。色々と画像添付をしていくと、今まで投稿した記事の中でもかなり臭いのきついものになっているが、その臭いはボクも自覚はあるので、正直キツイと思う方は、己の鼻をつまんでできたら最後までスクロールしていってください。

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OP。主人公男性の前には一人の花嫁姿の女性。どうやら結婚式当日のようだ。そして、男性は思い出そうとしている。二人が出会った高校時代のことを……

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主人公は上杉風太郎という高校二年生。家は貧乏で友達もいなく、特技は勉強だけで、その成績は学年トップの偏屈でコミュ力ゼロの無愛想男だ。そこに転校してやって来たのが美人で頭の悪い五つ五姉妹たちだった。

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ひょんなことからこの5人姉妹の家庭教師を務めることとなった高杉。高杉の使命はこの五つ子を落第させずに無事進級させること。はっきり言ってそれだけのアニメだ。そして、OPにもあったあの花嫁姿の女性。五つ子は顔もスタイルも全員同じでリボンの色などで見分ける他、区別がつかない設定。つまり、この5人の中の誰かがあの花嫁姿の女性ということだ。あの花嫁は誰で、主人公は一体誰と結婚することになったのかが、このアニメの本題である。

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このアニメ、冒頭でも書いた通りかなり危険なアニメだった。もし出会いの時期を間違えていたら、いや、間違いという言い方は適切ではない。もしこのアニメに出会うべくしたタイミングで出会ってしまっていたら、ボクはもうあっちの世界の住人になってしまっていた可能性もある。ボクの青春時代には、あまり二次元ヲタクという純粋な生物は今よりも存在していなかったが、このアニメはまさにその入り口となるポテンシャルは高く、あっちの住人と自覚なくしても、ダイソンレベルの吸引力で、こっちの世界で三次元生物に大変傷つけられた者たちの心を吸い込もうとする。

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あらすじはさっき説明した通りで、それ以上も以下も特に物語は存在しない。強いて言えば、最初は主人公を敵対してた五つ子を、誠意を持って攻略していくうちに、だんだんと、どんどんと、好かれていってしまう、そんな天国の物語だ。そして、そんなヘブンな状況に気づいていない日本一鈍感で草食な憎き主人公の言動がボクたち視聴者男子たちをもぞもぞとさせる。ボクの青春時代には恋愛シュミレーションゲームの金字塔であり元祖の「ときめきメモリアル」というゲームソフトがあった。そういえばボクもあの頃は、全ての宿題を放り投げ、そのゲームに没頭し、そのゲームの中の主人公の勉強ステータスを上げることに命と睡眠時間を削っていた。そうか、薄々気づいていた今回が初めての出会いではないこの感じ。今思うと、その二次元と三次元の狭間の帰路に立たされている時期がボクにもあったのだ。

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何かと大人びていて、五つ子姉妹のまとめ役。長女、イチカ。

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何かといつも怒っていて、上杉に一番敵対心を抱く料理上手の次女、ニノ。

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一番大人しめでミステリアスな日本史マニアの三女、ミク。

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一番元気で運動神経抜群で上杉に敵対心が浅い、四女、ヨツバ。

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真面目で不器用で大食いの五女、イツキ。

たぶん全人類男子の好みは、この5人の誰かに当てはまるように設計されている。

第一期は、出会いからそれぞれとの信頼関係を得るまでといったところ。肝心な主人公上杉は全くだが、五つ子たちの恋愛パラメーターは徐々に変化を見せていく。

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第二期も既にサブスク等で配信中。確実にモテ期が訪れ始めている上杉に、今後どんな変化がやってくるのか……

そして、上杉は一体誰を花嫁に選んだのか……

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どうやらその結末と答えは、映画版に持ち越されているのか?

とりあえずボクはまだ片足こそその沼に浸かってしまったものの、まだどうにか重心と住民票はこっちの世界に置いている。しかし、心のサイリウムは何色かに点灯間近だ。

ボクがnoteの記事を更新しなくなった時、いよいよだと思って頂きたい。

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