見出し画像

【読書記録】#24 金持ち父さん貧乏父さん ロバートキヨサキ著 〜家は資産ではなく負債だ〜

はじめに

お金の入門書と言われる名著を今回読んでみた。お金の考え方、特に「資産」と「負債」の違いについては興味深かった。お金に対する考え方、生き方の指針が得られる良書!

3つの気づき(学び)

1.情報や知識を求めなくなるとすぐに無知が忍び寄る。

お金に関しては一生勉強である。困っているのに自分で解決策を探ろうとしない人は身の周りでもかなり多い。学び続ける姿勢でい続けたいものだ。

2.貧乏の一番の原因は恐怖と無知

貧乏なのはお金が足りないからではない。宝くじが当たってもやがてお金に困る人がいるのはいい例だ。そういう人は貧乏の理由を国や経済、政府のせいにしようとするが、誤りだ。貧乏を脱するためにまずは家計簿をつけて、固定費の見直しから始めるべきだ。

いつも戦いに負けるのが知識を持たない人たちであることだ。

金持ち父さん貧乏父さん 119ページ

3.会社勤めをしている人は会社のオーナーや株主を金持ちにするために働いている

収入は会社のオーナーのために働いたお金。支出は政府のためのお金(税金)。負債は銀行のためのお金(住宅ローンなど)。地獄である。会社に勤めて一生懸命働いているだけではこのループを抜け出すことはできない。

自分のためになる「資産」にお金を回していくことで地獄のループを抜け出す必要があることを学んだ。

3つのToDo

1.資産と負債の違いを知る

3つ目の気づきでは、「資産」にお金を回していく必要があることに言及した。しかし、そもそも「資産」と「負債」の違いを知る必要がある。代表的なのは「家」だ。家は住宅ローン、家の修理費、固定資産税などがかかり続けることになる立派な負債だ。

「資産」とは自分がその場にいなくても、お金を生み出すようなもののことを言う。株や債権、音楽や書籍などの著作権も含まれる。ブログやYouTubeにアップロードした動画もインターネット上に残り続け、お金を生み出せば「資産」と言えるだろう。

2.収入を生む資産にお金を注ぎ込んでいく

資産と負債の違いが分かったら、資産を形成することに集中する。私はこれから自分のビジネスを持つための自己投資にお金を注ぎ込みたい。

3.ファイナンシャルリテラシーを身につける

まずは会計学。学校では雇われる側の人間として優秀な人間を育てる場所なので、ろくにお金の勉強をしない。ならばお金については自力で学んでいく他ない。

おわりに

この本では他にも収入と支出を表す「損益計算表」や資産と負債を表す「賃借対照表(バランスシート)」のわかりやすい図が出てくる。バランスシートは聞いたことがあったが、貧乏の原因と金持ちの原因についてが恐ろしいくらいわかりやすかった。

この本は内容が骨太なので、後編を#24.5として明日更新します。お金についての考え方がわかり、雇い主に搾取されないためには必読の本といえます。参考になった方はぜひ「スキ」とフォローをよろしくお願いします!コメントも待っています!


この記事が参加している募集

#読書感想文

188,500件

#お金について考える

37,410件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?