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体型に優しい世界。


世の中が



いや日本が



そんな優しい世界になったらいいのにな。



つくづく思う今日この頃。



今週、早朝バイトも本業も

なかなか忙しくて本当に辛くて。



体力よりもメンタルに来てた1週間。

木曜は思いっきり泣きました。



ストレスが溜まっていたせいなのか

精神的に疲れていたせいなのか



食欲が上手くコントロールできず、

太るんじゃないかって怯える日々。



でも食べたい気持ちはおさまらなくて、

代替するものを食べて食べて食べて

あれ……結局、最初に食べたかったものより

食べた量が増えてるじゃんって。



食べたことに自己嫌悪して。

とてつもない罪悪感に泣きたくなって。



そんな食の悩みが再燃した週でした。



今でこそ少し落ち着きましたが、

木曜に泣いたのが良かったかな。



それに、泣いたことによって

やっとそこで自分、

あ、頑張りすぎだ、って気付きました。



まだ気付けただけマシかな?



昨日から今日にかけて

トータル3時間くらいで読み終えたこの本。



ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた


この本には、直接の治療法とか

そういうのが書いてあるわけじゃないけど



ダイエットした人みんなが通る道を

代表的に示してくれてる本だと思います。



というのも、私が実際に読んで

共感しかなかったから。



共感、共感、共感してたら

気がついたら読み終えてました。



ダイエットに必死になって

食べることに囚われて

食べちゃいけないって禁止食作って

食べちゃいけないはずなのに

いつも頭の中は食べることでいっぱいで。



人の食事が気になる。

自分が食べてるのに

他の人が食べてないのが気になる。

人に食べさせようとする。

(ちなみにこれらの描写は本には無かったです)



人の目が気になる。

食べてしまう自分が許せない。

初めてのダイエットは

とんとん拍子に上手くいって

リバウンドしたあとのダイエットは

なかなか思い通りにならない。



無駄に栄養の知識が増えて増えて、

ネットでその情報ばかり見漁って。



でも情報が溢れかえりすぎて

どれを信じたらいいのか分からなくなって。



結果、何も食べれなくなって。



かと思いきや、食欲が止まらなくなって

衝動的に食べ物を買い込み

無心で口に運んで自分の中に入れる。



食べてるっていうより

「自分の体に入れる」って感覚。



今思えば自分って、

大学の入試やら

税理士の資格試験やら

人より勉強する機会が

少しだけ多かったけど。



その傍らにはいつもお菓子があった。

たっくさん買い込んだお菓子。



あんまり大きな声で言えないけど

飲食禁止の図書館に

たくさんのお菓子を持ち込んで

隠れて食べてました。



勉強しては、食べて、詰め込んで。

苦しいお腹のまま勉強して。



でも、そうしてないと勉強できなくて。

その時の自分って、勉強することと

太ることとがすっごくストレスで。



大学でスタイルの良い友達がいて

みんなの注目を集めてたこともあって、

自分の体型が情けなくて情けなくて。



だからなんとか勉強とダイエットを

両立させようとしてたけど、

我慢しては爆発して

むしろどんどん太っていく日々。



今思えば、食べることで

自分の過度のストレスを

どうにか解消してたんだろうな。



今でこそ多少客観視できるものの、

当時はもう、食べて食べては泣いてた。



上手く我慢できた日は

全てが上手くいくような気がして

感情もハイになって

周りにも優しくできて。



かと思えば、食べちゃった日は

何もが上手くいかない気がして

周りが自分を嘲笑ってる気がして

周りの目が気になって気になって。



身近な人には冷たく当たって

そんな自分に自己嫌悪して

泣いて泣いて泣いて、ひたすら泣いて。

















……と、自分語りが過ぎましたな。(笑)



高校2年で初めてダイエットした日から、

28歳になった今まで、

食に悩まされ、囚われていた話は

いくらでもできる気がする。



そんなくらい、色々あった。(笑)



今でも克服できてないし、

こうやってストレスが溜まると

またあの恐ろしい日々が顔をのぞかせる。



でも上手く付き合っていくしかない。



ただ、頭では分かっているけれど

世間からの辛辣な評価って

それを上回る威力があると思ってて。



体型に関する他人の評価って

HP100を99削るくらい

莫大な威力がある気がする。



でね、真面目な人は残りのHP1を

自分で傷つけて無くしちゃうの。



だからHP0になってゲームオーバー。

精神的に崩れて自暴自棄になっちゃう。



みんながみんな、

そうである訳ではないと思うけど

中にはそんな人もいると思う。



今回、この竹井夢子さんの本を読んで

改めて世の中のダイエット思想って

恐ろしいものだなと感じたし



みんなが体型を気にしない世界が

あればいいのになと心から思いました。



女性であればほとんどの人が通る道。


ダイエット。


ダイエットの本来の意味って、

確か栄養バランスをしっかり取って

健康な食事をしましょうって

食生活を見直すことだったはず。



本来の意味が失われて

今ではただ、細いが正義。軽いが正義。



そんな世の中がもっともっと

暖かい世の中になればいいのにな。



難しいとは分かっていながらも

やっぱりそう思ってしまうよ。

















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