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なにもない日常が愛しい日記。(読書感想文あり)

今日は気になってた紙類の整理をした。
病院の領収書、発熱してる間に頼んだ買い物のレシート、郵便物…。
名前の部分をひとつずつマジックで塗りつぶして処分する。(そろそろ個人情報を隠す便利グッズがほしい)

膝にすわる娘がマジックに興味をもったので、にぎらせてコピー用紙の上でお絵描きをした。
すぐに紙からはみ出す。力強いなぁと嬉しくなる。

紙類の整理がおわって、少しスッキリした。


夕方、まだまだ明るい。
娘も元気いっぱいだし、レジャーシートを持って公園に行った。
久しぶりに娘とお散歩して、公園でゆっくり過ごした。
晴れていて、風が心地よい。



公園の隅に咲いていたシロツメクサを見せた。
娘は花や緑をみると興味をもっていつも手を伸ばす。
「引っ張ったらお花さん痛いから優しくさわるんよ」といつも教える。

自然に興味をもってくれてうれしい。
たくさん自然に触れてほしい。
6月は一緒に水族館にいきたいなぁ。

最近散歩から帰ったら、手を洗うことを教えはじめた。
いつもびっしゃびしゃになりながら、手を洗ってる。
家に帰ってきたら、手洗いうがい。
健康を守るためにとても大事なこと。

今日は久しぶりに平穏な日常を過ごした。
なにもない日常がやっぱりわたしは好きだ。




「52ヘルツのクジラたち」が読み終わった。
少しずつ読むつもりが、ほぼ一気読みだった。

心が苦しくなった。
アンさんの生涯が酷すぎて、涙が流れた。

わたしは52ヘルツの声を聞けていない。
周りの声がうるさく感じて、自分の中にこもることが多い。最近は自分の声すらうるさく感じて、こうやって日記を書いて消化している。

人は外から見ている以上に内でいろんなことを考えている。(もちろんそうじゃない人もいる)
目に見える部分なんて、ごく一部だと思う。
みんなそれぞれ内に52ヘルツの声を持ってるんだろうな。
わたしも誰かのその声に耳をかたむけられる人になりたい。
人の声に耳をむけるってちゃんと出来る人は少ない。

この物語を読んで、人の話をちゃんと聞ける人になろう。人は見かけだけじゃなく、内にたくさん何かを抱えてることを理解しようと思った。

町田そのこさんの物語1冊目だけど、優しさを感じるお話だった。
哀しさでつぶれそうな部分もあるけど、この方の小説を読むと優しさに触れられて自分も優しくなろうと思える。
他の作品も読んでみたいなぁ。



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