詩『双極性障害の一日』

朝、目を覚まして体のだるさを思い知って
もう動けないと思いながら布団から這い出て
今日も一日が始まる

常に隣には希死念慮
誰も助けてはくれない
こんなのになる前には
希死念慮なんてなかったのに
今は隣で「よう、調子はどうだい?」って笑ってる

一歩間違えたらホームから飛び降りそうになるし
迫りくる電車の先頭をぼーっと見てしまう

何もやりたくない
何もしたくない
だるい
疲れた

人から見たら甘えに見えるのかな
人から見たらだらけてるように見えるのかな
ごめんなさい
もうだめかもしれないや

今は生きることで精一杯
生きていてごめんなさい

まだ生きたいし
でも死にたいし

わからないや

でも
またねっていいたい

だから
またね


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