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Travel To Anywhere

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2019年1月の記事一覧

子供の学びについて考えない勇気

子供の学びについて考えない勇気

ここ1年ほど、いやここ数ヶ月子供にとって学びとはなんなのか、散々家族で話をしてみた。結局のところ、子供にとっての学びとはなにか、という問いは日本語としては成立するが、実態として存在しない問題であるというのが結論だった。

親は「子供の学び」について「◎◎というところにはいって良い学びをして欲しい」と考える。でもこれはどこまでいっても親の課題であって、子供の課題ではない。子供がどんな学びをしようとも

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自分いなければ世界が上手く回ると思うこと

自分いなければ世界が上手く回ると思うこと

だいたい自分が調子が悪くのは「自分は世界から排除されている」と勝手に思うことじゃないかとおもう。アドラーの用語でいう共同体感覚について積極的に否定しているのだろう。

たとえば、家族からも自分が排除されているとおもうことで「自分がいないほうがうまくいく」と思い込むことがあるし、それを破壊する行動をとりつづけてしまう。破壊された瞬間に最大限の所属を感じるというリワードのためにそのような行動をしている

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おとな学部の研究発表会で使ったプレゼン資料の作成法

おとな学部の研究発表会で使ったプレゼン資料の作成法

ちはる塾おとな学部の研究発表会で話しをしたところ、プレゼンに対して肯定的なコメントをもらったので、私のプレゼンの組み立て方について話をしてみます。

まず、以下の原則を守っています。

・1スライドには1つのキーワードしか入れない
・スライドには文章は基本的に入れない
・色は背景、本文、強調色の3色のみに抑える。
・画像は1スライドにつき原則1枚

このために、まずスライドの組み立てをEverno

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第四回おとなの研究発表会があります

第四回おとなの研究発表会があります

今週末の土曜日に向後先生が主催のちはる塾おとな学部の研究発表会があります。どんな感じかは、1期生のryojuさんのnoteをみてください。私は4期生ではったはずが、気がついたら3期生になってました。よくわからないんですが、そういうことらしいです。

締め切りの日の朝にやっと提出原稿のチェックを通り抜けました。要求されているものがわからなくて、ほんと正直なことをいって何回も心が折れかけました。とはい

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焦れば焦るほどなにも出ない

焦れば焦るほどなにも出ない

なんか焦ってる。理解できないこと、いや言語化できないことがなんでできないかという自分に対して焦ってしまい、なにも出てこない。でも入れることはできる。もしかしたらセルフハンディキャップ、いや親によるレッテル貼りの一種かも知れない。ともかく正解がない問いに対してどうしたらいいのかまったくわからなくなっている。

焦ってからパセージプラスが始まるのになぜかアドラーに対してもの凄く興味を失っている。半年間

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なにかをはじめるということ

なにかをはじめるということ

なにかを始めるというのは意外と障壁が高いように思われる。教室を選ぶの大変とか、時間がないとか、そんな理由があればやらない理由としては十分だ。でも、やらない理由があるからやらないのなら、なにもしなくていいはずだ。なにかを始めることによって自分が変わることが怖いのかもしれない。

音楽系の習い事はいまもやっているし、他にも着付けとかいろいろやっている。振り返ってみてもなにがかわったというのかはよくわか

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探求について考え直してみる必要がある

探求について考え直してみる必要がある

冬休みの宿題でジャック・ラカン「精神分析の四基本概念」とエマニュエル・レヴィナス「タルムード四講話」を同時に読み進めてみている。さらに副読本として、「精神分析の四基本概念 解説」という本を読んでいる。そこの中で、ラカンは精神分析は科学かということについて、話をしている。ここで探求というキーワードが出てくるので、ここにフォーカスを当てて考えをしてみたい。

ラカンの文章を引用からスタートしてみよう

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仕事始めでした。

仕事始めでした。

今日は仕事始めでした。土曜日に仕事始め!?と思う人もいるかもしれません。でも年末の波動を乗り切ったお客さんのところに年始のご挨拶をいこうとおもっていってきました。

波動というのは完全に物流現場用語なのです。用は通常よりも出荷数が増えた状況を指します。これに呑まれて出荷が遅延しつづけるお客さんが多いのです。しかし、弊社のクライアントさんには、波動は予測できるというもと、「準備90%、現場10%」と

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2018年、わたしは世界など変えなくていいとおもった。

2018年、わたしは世界など変えなくていいとおもった。

テクノロジーで世界を変えたいと思う人は多くいるとおもうし、実際変えられることもあるので否定はしない。もしも彼らのいう通り世界が変えられるとしても、それは自分が見える範囲の世界が少しかわるだけかもしれないと思っている。そもそも世界がないかもしれないという疑問に世界を変えたい人たちはどう答えるのだろうか?少なくとも、そのことにわたしはそれに加担する必要がないと2018年に気がついた。

現在、ジャンル

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(ほぼ)初詣に行ってみた

(ほぼ)初詣に行ってみた

日本の年明けにする行事の一つに初詣がある。神社仏閣にはあまり行ってなかったけど、10年ぐらい前にあまりにあんまりなことが重なって、一度お祓いをしに西新井大師にいってから気が向いたらいくようにしていた。とはいえ、子供がいるとベビーカーでは行きづらいし、下の子が人が多いのが苦手だし、年末年始は出てることも多かったし、そもそも、私が「目的地にいった!終わり!」みたいな行動パターンの人なので積極的に行くこ

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楽しいことは悪いことなのか

楽しいことは悪いことなのか

元旦はお休み。1年の計は元旦にあり、とすればなにもしないことを1年の計にしたのが正しく機能した結果だとおもう。

とはいえ、新年早々重たいテーマからスタートしてみたくなったので思索をはじめてみます。結局、楽しいことをしていると、「それはだれかの不幸の上で成り立っている」ということを言われ続けていました。例えばご飯に生卵をかけて食べようとするだけで「(父親が)子供の頃には、姉さんと一つの卵を分け合っ

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