休んでいる自分に罪悪感を感じる時は |繊細さんのための薬膳哲学
「お休み日を設けることがすごく大切だと分かっていても、休むことに罪悪感を感じてしまいます。ゆうみんならどうしますか??もったいない感が抜けなくて…」というご相談を、以前生徒さんから頂いたことがあった。
私、このメールをもらった時、頭がもげる勢いで頷いていました。だってめっちゃわかるんだもんーーーー!!!!
過去の私はまさにこのことでずっと悩んでいた。
休もうと思っているのに、頭の中は仕事のことでいっぱい。
結果、仕事をしてしまう。
ダラダラしようと思っていても何かしていないといけない気持ちになって勉強したり家事をしてしまう。
何もしないで休むことがどうしてこんなに苦手なんだろうととても不思議だった。
そして、色々自分のココロを探っていった結果、休むのが苦手な原因はこれだと思った。
❝頑張らない自分には価値がない❞と。
「頑張らない自分には価値がない」と思いこんでいた
これに気づいた時、この思いこみを変えないと小手先を変えるだけでは、ずっと休む自分に罪悪感があった。
そこから「頑張っても頑張らなくても、どっちの自分でも大丈夫だよ」と、自分に話しかけるようになった。
例えば何か新しいことを始めようと思ったとき。
そのやろうとしていることは本当にやりたくてやっているの?焦りじゃない?頑張らないといけないとか義務感じゃない?と、問いかけるようになった。
その問いかけの中で「ううん、これは楽しいからやろうと思ってる!」というものに対しては迷わずGO!!
でも「うーん、どうだろう??そんなにやりたいわけじゃないかも。皆も頑張ってるし、焦りかもしれない。」と思ったものに対してはストップをかけるようにした。
本来、私たちにやるべきことなんてない。
生きる目標とか、達成させたいことがある人がすごいみたいな感じがあるけれど、そもそも人生においてやるべきことなんてない。
目標だって、たててもたてなくてもいい。
やりたいことがあってもなくてもいい。
やりたいことや、叶えたいものがあったら楽しみながら頑張ったらいいけれど、やりたいことがなくて焦ってみつける必要もない。
でも、世の流れ的に何かしていないことを良しとしない風潮があるから、私たちは何か焦ってしまうのではないだろうか。
そして、知らず知らずのうちに「こうするべきだ」「こうしなきゃいけない」が募り積もってしもって自分をがんじがらめにしてしまっているとも思う。
頑張ることに価値をおくことをやめるとラクになる
休むのに罪悪感がある、休むのが苦手という方は「頑張ること」に価値をおいていないだろうか。
もし、休むのに罪悪感があるなという方は「なんで罪悪感を感じるのかな?」と自分に問いかけてみるといい。そこを掘り下げていくと、罪悪感の正体が分かるはずだから。
本当はね、これをやると罪悪感消えますよ~って即効性があるものを言えたらいいんだけれどね、そんな便利なものは私の経験上なかった・・・。
ちょっとしんどいこともあるかもしれないけれど、何かをプラスしていくより、まずは今の自分とじっくり話してみることからスタートだと私は思う。
でも、これだけは言えるから最後にもう一回書いておこう。
頑張る自分も、頑張らない自分もどちらも価値がある。どんな自分でも価値は変わらないから、頑張らない自分をジャッジしなくて大丈夫。
✿薬膳コラム、書いてます✿
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