新自由主義
新自由主義とは、ネオリベラリズムとも言う。1980年代に登場した。政府の民間の介入を反対し、「小さな政府、市場の自由」を目指す考え。
〇メリット
国の事業を民営化、国が規制緩和することにより自由競争が生まれ、消費者が安い価格で商品を変えるようなったりサービスの向上や便利さを手に入れられたりする。
〇デメリット
自由が広がる分、社会保障の縮小や自己責任論、格差社会の拡張に繋がる。
価格競争でデフレーションになりやすい。(デフレーション…商品の価格の低下により、人件費=給料が削減され、所得が減ることにより消費行動も減少し、企業が売上向上のために商品の価格を低下させる悪循環)貧困層へのサービスの低下。福祉・公共サービスが縮小される。
例:2008年 リーマンショックによる派遣切り
〇日本では
日本で新自由主義を進めた人物…
中曽根政権(1980年7月17日~1982年11月27日)
例:NTTやJRの民営化
次、橋本政権(1996年1月11日~1998年7月30日)
:金融ビッグバン(規制緩和で市場の活性化、グローバル化を図る)
次、小泉政権(2001年4月26日~2006年9月26日)
:日本郵便、道路公団の民営化、地方へ財政委譲、労働者派遣法の改正
・自由放任主義的とは法の下で自由を推進する点で異なる。
自由、経済を循環させることと国の介入とのバランスが難しそうですね。
今、心理が重視されることも格差社会や自己責任社会が大きいのかなと漠然と思うのですがどうなんでしょう。
気になった単語なので調べました。調べれば他に詳しい解説がたくさんでてきます。
ありがとうございます。
冬譜
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