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本当の自分に出会うための階段を登れ

「理想の自分像」って
いつの間にか脳内に
作っちゃったりしてません?

「あの人がみたいに素敵になりたい」
という

たくさんの「あの人」のコラージュの
「理想の自分像」


私もバッチリしっかり
作っちゃってました(笑)


・いつも穏やかで
・女性らしくて
・ミスなんかしなくて
・細やかな事に気が利いて
・慌てたり怒ったりイライラなんかしなくて
・皆が好きなものに共感できて
・一般的に“いいね”と思われる趣味嗜好で
・“普通の可愛い”を楽しめて
・なんでも“いいよ”って笑顔で言える

そんな
“素敵な自分”……

実際には

・感情の波が激しくて
・心の中には常に少年が住んでるし
・ミスばっかりで
・気が利くことの方が少ないし
・慌てるしプリプリいらいらもするし
・皆が好きなものに共感できる事のが少ないし
・一般的ではないものに執心するし
・“普通じゃない可愛い”が好きだし
・「なんでもいい」なんて、生まれてから一度だって思った事が無い!!!


…真逆!?
と、書いてて震撼(笑)

だってね

「こんな風だったら
 生きるの楽だろうな〜」
と生み出した
“自分の大好きの平均値”
みたいなバーチャルピープルなのだから
 

自分と一緒のところ
自分が当たり前に持ってるところには
「いいな」って憧れませんよね
 

隣の畑にはあって
自分の畑には無いものだから
うらやましい

自分に無いものばかりの
コラージュの理想像は
非現実的だからこそとっても魅力的で
キラキラしてみえる


自分が“自分の好みの人”だったら
自分を愛するのに苦労しないですよね?

一瞬で好きになるし
いつだって好きでいれますよね!!


でも、現実は真逆だとしたら…

とれる方法は2つ

①理想の人間になるのを頑張る
②そのままの自分を好きになる

これ
一見すると
①の方がイメージが明確で
建設的で
目に見える努力も出来るし
断ッ然、良いように思えるんですよね!


実際
そうして素敵になる部分はある

私も

・感情のコントロールを覚えたり
・女性らしい仕草や気持ちを学んだり
・ケアレスミスを減らしたり
・気を遣うべきところを覚えたり
・慌てたりイラッとしたときに抑えられるようになったり
・皆が好きなものにアンテナを張ってみたり
・一般的なものも目に入れるようにしたり
・普通の可愛いの良さを知ったり
・なんでもいい、の心を観察したり…

その努力は無駄じゃない

無駄じゃないけれど

それをすべて
出来るようにならなくていい


どうしてもどうしても
出来ない部分が出てくるから

努力ではどうしようもない、
体と心が全拒否反応を示す
“核”が見えてくるから


そこで「出来るようにならなきゃ」
と思わずに
そこが「変えられない自分なんだ」

大事にしてほしい

その「変えられない自分」をこそ
愛してほしい

っていうか
そここそ
愛すべき自分ポイントだったりする

大事に磨いて
煌かせるポイントだったりする


なので
①(理想の自分像を目指す)をすることは
きっと
②(そのままの自分を好きになる)
に辿り着くための
登り階段なのかもしれない

そこを登った先に
本当の自分が居る


きっと何かと比較することでしか
その差異でしか
自分を見つけることが出来なくて

だから出来るだけ早く
たくさん比べて比べて

そこで凹まずに
決して逃げずに
ちゃんと自分と向き合って

変えられない自分を
本当に大切にするべき核を
見つけてほしい


誰かと比べるのは怖いし
引きこもっていたら傷付かなくて安心だけど

本当の自分にも
永遠に出会えないから

それって
永遠に寂しいから
 

早く自分に出会って
自分と仲良くなって
愛してあげてほしい


比較の旅の果て
登り階段のてっぺんで必ず

君が来るのを、待ってるから



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