見出し画像

私が「生きづらさの取扱説明書」の運営を始めたわけ

初めましての方は、初めまして。
結城ぱいんです。
Twitterのフォロワーはそんなに多くないし、noteはこれが初投稿なので、ほとんどの方は私を知らないと思います。

そんな無名な私ですが、「生きづらさの取扱説明書」という情報ブログをちまちまと運営しています。
このブログを始めた理由と、ひそかに抱いている夢について、今日は少しお話しさせてください。

簡単な自己紹介

本題に入る前に、手短に自己紹介をします。
ブログやTwitterでもうご存知の方は飛ばしていただいて大丈夫です。


1997年生まれ、愛知県在住。 
「ADHD」「アスペルガー症候群」「双極性障害2型」「Xジェンダー」「パンセクシャル」「アダルトチルドレン」 
いじめ・不登校・高校中退も経験した多重マイノリティ当事者として、 「生きづらさの取扱説明書」を運営。 
趣味は呼吸。
主食はサビ猫。


Twitterでは、闘病垢としてフォロワーさんに仲良くしてもらっています。
もし良かったらフォローしていただけると嬉しいです。

「生きづらさの取扱説明書」とは

文字通り、生きづらさに焦点を当てて、その向き合い方を考えるブログです。
ブログといっても、日記ではないので「生き方のヒントについて、キュレーションサイト風にまとめたホームページ」と表現した方が的確かもしれません。

現在、扱っているカテゴリは以下の5つです。

  • 発達障害

  • 精神疾患

  • セクマイ

  • 家庭環境

  • 不登校

このような生きづらさを抱える当事者や、その周りの人に向けて、日々記事を更新しています。

ブログの運営を始めた理由

このブログを運営している理由は、大きく分けて2つあります。

①悩みを検索した方にヒントにたどり着いてもらうため

苦しいとき、ネットでその解決策を調べようとする方は多いと思います。
しかし悲しいことに、その辛い気持ちにつけ込んで、いわゆるマルチ商法などの悪質な情報に誘導する人がいるという現実があるのです。
私も実際に、今よりも病状が深刻だった頃、検索した情報が原因でマルチ商法に騙されかけたことがあります。

検索エンジンのAIの精度が上がったため、そういうトラブルが起きにくくなりつつあるとは思います。
ただ、やはり排除しきれていないと感じるので、苦しむ人が悪質な情報を見ないで済むよう、私のブログで悩みを網羅するのが狙いです。

②うまく考えられない時でもカジュアルに読めるサイトを作りたかったため

先ほど、検索エンジンのAIの精度が上がったと書きました。
それによって最近は、政府や役所などの公的機関や、病院、福祉団体等のページがヒットしやすいという傾向があります。

これはとても嬉しいことであると同時に、生きづらさを感じる人にとっては困難を意味するとも思います。
たとえば精神疾患で認知機能が落ちている方、境界知能の方や知的障害のある方、学習障害を抱える方などにとって、公的な情報というものは概して読みづらいのではないでしょうか。

キュレーションサイトのまとめ記事と同じ文体で、画像や色をふんだんに使用した、カジュアルな解説があったらいいかもしれない。
そう思って、親しみやすいスタイルのブログを作りたかったのです。

ブログに込めた夢

このブログの一番の夢。
それは、タイトル通り「生きづらさの取扱説明書」を作ることです。
「悩んだ時にここでサイト内検索をしてみたら、どんなヒントでも出てくる」というブログが理想です。

ただ、それは私ひとりがどれだけ頑張っても達成できません。

そのため、各記事のコメント欄で、当事者や周りの方に「こんな解決策もある」「私はこうしている」という書き込みを気軽にしていただけたら嬉しいと思っています。
それをもとに記事を追記・編集して、双方向のやり取りのあるブログにしていきたいです。

また、マシュマロでは、ブログで扱ってほしいテーマのリクエストも募集しています。

ちっぽけな私が実現しようとするには、あまりに大きすぎる夢かもしれません。
でも、どうしても挑戦してみたくて、コツコツと記事を書いています。

私の苦しみと裏返しの希望

こんな大それたことを書いておきながら、不安で逃げ出したい自分もいます。
だって、生まれてこのかた、私は何も成し遂げたことがありません。

高校は不登校になって辞めました。
大学受験は投げ出しました。
ギターの練習は挫折しました。
YouTuberはうまく話せず諦めました。

ブログの運営がうまくいかなかった時、それは新たな失敗経験として私の心に残り続けるでしょう。
それが怖くて「始めなければよかった」なんて後悔がときどき頭をよぎります。

でも、そんな弱い自分だからこそ、この取り組みをしたいという気持ちもあるのです。

ここまで読んでくださった素敵なあなたへ。
もし良ければ、スキやシェアでどうか応援してください。

この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?