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〇〇とワイン ①

こんな料理や食材もワインに合いますよ〜
という記事を書いていきたいと思います。

常日頃、そういった事ばかり考えてますが、決して毎日お酒を嗜むわけではありません。
多くて週2、3です!(何の強調)

では、早速、

今回のテーマは「ウニ」です。

大好きです。
とはいえ20代後半くらいまであまり好んではいませんでした。
私は20代の前半から半ばまで外国に留学していました。同世代は、大学を卒業してこれから社会人になる、もしくはすでに社会人2、3年目という時期。
いざ社会に出ていくという時期をアメリカで過ごしていた事も関係するのか、美味しい食事への意識、興味が薄いままでした。

帰国後少し経ち、30代を目前に控えるくらいでやっと食に興味を持ち、その反動でか今は飲食業界で邁進しております。

話がズレました。

「ウニ」に合うワイン、いってみましょう!

>>シャンパーニュ<<

まず外せないのがこちら。
牡蠣にもばっちりです。


シャンパーニュ地方で作られるので、
いわゆる「シャンパン」。

製造過程にも厳格な熟成の規定などがあります。その長い熟成期間よりたっぷり酵母から溶け出たアミノ酸(旨味)とウニの濃厚な旨味の相乗効果が期待できますね。

この地方の土壌の特徴として石灰質が挙げられます。
この土壌はワインにミネラル感を豊富に与え、ウニの磯の香りと好相性。

(ミネラル感を味覚で表現するなら、石や鉄っぽさ、鉛筆の芯に似た、、なんとも曖昧な表現ですね)

そしてきめ細かい泡がウニのもつ生臭さを吸着し口の中をさっぱりとさせます。

ウニとシャンパーニュの場合
ウニは塩とレモンだけの方がウニの旨味をより強く味わえます。
お醤油をチョンと当てるなら、ロゼのシャンパーニュで果実味とコクを合わせてみる。

想像するのが楽しいです。
↓おすすめシャンパーニュ

続いて、

>>エトナビアンコ<<

イタリア、南部のシチリア島の内陸山間部にあるワインの銘醸地

シチリアは温暖で乾燥しているイメージですが、ワインの産地はとても標高が高く冷涼で寒暖差が大きいです。

その中でも特にエトナは、最も標高が高く、キリッとした酸味とふくよかな果実味のバランスの美味しいワインが多いです。

またシチリアは島なので、海風の影響を受け、ワインは全体的に潮の香りを感じるミネラル感があります(はい、また出ました)

特にエトナの白ワインはそのミネラルが力強く顕著にあらわれ、魚介料理との相性は抜群です。
そしてなんといってもシチリアはウニの漁場としても有名です。

名物料理にSpaghetti ai Riccio di Mare
というウニのパスタがあるくらい、親しまれています。

オススメのエトナの生産者

では最後にもう一つ。

私がオススメするのは日本酒です!べべん

そりゃーウニのお造りと日本酒は言わずと知れた組み合わせですね。
“クゥー”と声が出るやつです

今回はソムリエ的なワインよりの角度から攻めさせていただきます。

>>TYPE-FY2<<

福岡県 若波酒造の造るこちらの日本酒です。

商品説明にもありますが、白ワインの様に「ドライで酸味のきいている日本酒」をイメージして醸造され、爽やかな旨みと特徴的な酸が融合し、清涼感のあるスマートでドライなキレを演出されてます。

日本酒特有の「重たさ」をあまり感じない、爽やかさなんです。

名称のTYPE-FY2
とは「ふくおか夢酵母2号」の略称。
リンゴ酸を通常の2-3倍生成し、一部白麹を用い従来のリンゴ酸+柑橘風味のクエン産を加える事でみずみずしさの中にもシャープ感を生み出す。

濃厚なウニの旨味と、キリッとしたワインのようなお酒で、

少し変化球の

「日本酒とウニ」

を楽しめると思います。
さっぱりとコクと旨味の新感覚。

他に、
試したことは無いですが、フランス北東部アルザス地方の華やかで果実味たっぷり、酸もキリッとしたゲビュルツトラミネールやブルゴーニュのシャルドネとウニを合わせてみたいなあ。


今回の〇〇とワインシリーズは「ウニ」でしたが、このシリーズはたくさん出てきそうですね。何より自分が楽しい!

勉強だからと言い訳をしつつ、
食いしん坊ライフを楽しんでいきます。

ではまた!

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