2Lの水を毎日飲むと痩せるという研究について
⇩参考文献
①前書き
皆さんは1日に何リットルの水を飲みますか?
よく言われるのが1日に2Lの水を飲んだ方がいいと言われています。
なぜ、2Lなのかですが、成人の1日の排尿量は約1.4リットルだとされているため、水を2L飲んだ方がいいとらしいです。
とはいえ、2Lのペットボトルを毎日飲むのはしんどいと思います。
今は、夏なので、脱水症状になりがちなので、水を毎日約2L飲む方が多いと思いますが、冬場はそんなに飲めないと思います。
ですが、毎日2Lの水を飲むことは単に水が体から出ていくからだけの理由ではありません。
実際に、水を毎日2L飲むと痩せやすいと科学的にも言われています。
今回紹介する研究は、毎日500mlの水を飲むだけで痩せやすくなるという研究で、皆さんもぜひ意識してもらいたい研究になります。
②なぜ食事の時に水を500ml飲むと痩せるのか?
まず、人間は水を飲むと体の代謝が約30%~40%一時的に上がることが様々な研究によって、分かっています。
じゃあ、なぜ500mlの水の方がいいのかと言うと、ちゃんとした科学の根拠があります。
2007年にドイツで行われた研究で
肥満に悩む16人の男女を対象に500mlの水と、50mlの水、500mlの食塩水を飲んでもらい、代謝がどのように変化したのかを調査しました。
この研究の結果、50mlの水を飲んだ人と比較して、500mlの水を飲んだ人の方が代謝が24%も上がり、脂肪が消費されやすくなっていたことが分かりました。逆に50mlの水の場合は、何も飲んでいない状態と変わらず、ほぼ代謝の変化はありませんでした。
また、500mlの水を消費されたエネルギーを算出し、2Lの水を1日に飲んだ場合だとするとエネルギー消費量が1日あたり約96カロリー増加するとこの実験では考察されています。
③最後に
成人男性の1日のカロリー消費は約2200カロリーだといわれています。
そのため、約5%ぐらいしかカロリー消費が多くなりませんが、水を毎日2L飲むだけで5%もカロリー消費が多くなると考えるとすごいです。
水を毎日2L飲むだけですよ。
ちなみに、これは水だけで場合で、果糖が入った清涼飲料水などは、むしろカロリーを摂取してしまうため逆効果です。また、今回の実験でも500mlの食塩水はあまり代謝の変化がなかったことから、しょっぱい水もあまり良くないのかもしれません。
そのため、1日に飲む水はお茶やコーヒー、水道水の水などの甘くない物をオススメします。
皆さんも1日2Lの水を飲むよう心がけましょう。
以上が食事の時に500mlの水を毎日飲むと痩せるという研究についてでした。
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