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TEDと中村憲剛"進歩は思想によって導かれた人間の努力の結果"

こんにちは、アヴァンテです。

はじめに、僕が先日視聴したTEDの共有をしたいと思います。
スティーブン・ピンカーの「データで見ると、世界は良くなっているか、悪くなっているのか?」です。

スティーブン・ピンカーとは、ハーバード大学の心理学教授で、カナダ生まれの認知心理学者であります。

TEDの内容としては、30年前と現在にまつわる"幸せ"にまつわる様々なデータを用いて、世界が良くなっているのか、悪くなっているのかを判断しながら、認知心理学的視点で人類の進歩についてプレゼンされているものです。

このTEDを見る前に、あらかじめ世界は30年前と比べて良くなっているのか、悪くなっているのかを予想してから見てみると面白いんじゃないかと思います。


僕がこのTEDを見て気になったのが、
「進歩は思想によって導かれた人間の努力の結果である」ということです。

ピンカーは、進歩について以下のように述べています。

・世の中が進歩したかどうかは、信条や楽観性の問題ではなく、人類で最も素晴らしい事実である。
・進歩は問題解決である。問題を解決すると別の解決すべき問題が引き起こされる。世界にはまだまだ未解決な問題の割合が多いので、次々と問題解決を達成していくべきだ。

進歩は問題解決であるため、信条や感情面の話ではなく、素晴らしいデータ(事実)として扱われるということを伝えています。

さらに、問題を解決するということについて、ピンカーは以下のように述べている。

・再帰的な改善の循環が勢いを増し、我々はよりよく学び、より賢くなる。
・大きな危機はまだあるが、まだ考えだされていないアイディアが無限にある。
・完璧な世界などなく、それを求めるのは危険だが人類の繁栄のために知を適用し続ける限り我々になせる改善に限りはない。

より学び、より賢くなり、知を適用することでまだ生み出されていないアイディアが発生する。その改善に限りはないという話で、ビジネスはもちろん人生の様々なステージにおいて参考になる素晴らしいスピーチでした。

僕はこのTEDを見たとき、なぜか中村憲剛のことが思い浮かびました。

この頃クラブの活躍もあって、メディアに出る機会が増えた中村憲剛ですが、38歳になった今も成長し続けている秘訣について、「今日の中村憲剛より明日の中村憲剛が上手くなる」と思って毎日やり続けている。と話していました。

1月5日放送の「foot×brain 」では、2019年の目標についても語っていました。

・2018年は、「前からプレスに行ってボールを奪う」ことが引き出しとして増えたので、2019年も新しい引き出しを増やしていきたい。


彼の中に完璧なサッカーは存在せず、1サッカー選手としての繁栄のために頭脳を使い続ける限り、中村憲剛の成長に限りはない。


そんなことを、TEDを見て感じました。
僕は中村憲剛に毒されているのでしょうか。。笑

おわり。





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