男性の好み

恋愛の話…いま人妻だし、ときめく男性との出会いも皆無だけど、恋愛の話大好き！

特にイマイチな男性の話を聞くのが好きで、空気読めない感じのダメな人の話が最高に楽しい。女同士の話をしている時に、私の彼氏はこういうことをしてくれて～という自慢話はひとっつも聞きたくない。とりあえず、そういうの聞こえてきたら、いいな～って褒めておくけれど、心の中はカラカラに乾いてしまっている。

それに比べてイマイチな男性の話の面白いこと！ウキウキしてきて心の底から弾んでいるし、これぞ男だ！とさえ思う。ただ暴力、浮気、金銭トラブルなど笑えない話はもちろんダメ。そういうほんもののダメンズの話しじゃなくて、普通の人の気の使えない部分や女心をわかってないな～というそういう部分の話が面白い。

例えばデートの時に３６０円のコーヒーを２人ともが頼んで会計の時に割り勘にされただけでなく６０円だけおごってくれるとか。なんで６０円だけ？きりがいいからなんだろうけど、だったらコーヒー１杯くらいおごって欲しいよね。こういう謎の行動が笑える。

私は普通に女性を喜ばせてくれる男性よりも、こういう変な人が好きなんだと思う。だって毎日笑えそうだから。毎日おかしなことしたり、自分が理解不能のくだらないことをして、私を楽しませてほしい。

で、これは個人的な男性の好みかと思っていたんだけれど、ある時に私と同じように変な男性に魅力を感じるタイプの女性がいるということに気付いた。そして、そういう男性が好きな人とは基本的に気が合う。そういう人は私が退屈するような自慢話をしない。本当に自慢する出来事がたくさんある幸せな人は自慢しないという私の中の人をみる定義がある。そういう種類の人なんだと思う。幸せそうだけど自慢はしない。そういう種類の人が私は好きだ。

そしてそういう人は変な男性が好き（予測）

この定義が作り出せたのはフィギアスケートを見ていた時だ。金メダルをとった羽生くんは誰もが認める王子様。女性の心も良くわかっているんだろうと思う。そして、彼の狙い通りに女性たちはメロメロになっている。対照的なのがもう一人の王子様である銀メダルの宇野くん。彼は女性の心なんて全くわかっていないだろう。でもそこがいい。そして、理解不能の変な発言。これが最高。この対照的な２人の男性が、日本人男性のタイプの２種類に相当すると思う。

細かく分けるともっとたくさんのタイプに分かれるけれど、大きく分けるとこのふたつだ。羽生くんと宇野くん。どちらが好みなのかを聞けば、その人の男性の好みがわかる。自分をうっとりさせてほしい女性は羽生くんが好きだろうし、毎日笑って暮らしたい人は宇野くんが好きだ。

オリンピックの時期はフィギアスケートの話題が多かったので、何人かの周りの女性に羽生くんと宇野くんのどちらがタイプか聞いてみた。私の予感は的中した。この仮説は本物だ。

たくさんの人にこの質問をして男性の好みを確認してみたいと思っている。楽しい。