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№294 総合フィットネスクラブの強みと勘違い?!

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days294

今日は総合フィットネスクラブの強みについて。

多くのクラブがジム、スタジオ、プール、温浴施設が揃っていて何でもできることを強みに挙げていると思います。

クラブのスタッフに自クラブの強みはなんですか?と質問すると大抵は上記のことが返答として返ってきます。また、チラシ等にもそれらを打ち出しているクラブも多いと思います。

・自分達が思っている強みと一般ユーザーのニーズにかなりのギャップが出ていると感じます。

この自分達が思っている強みって本当に強みなんですかね・・・?

多くの運動あるいは施設が利用できるって世の中の圧倒的ニーズなのかな?

ってズーっと思っています。それは現場を見ていても感じます。

実際に入会してからジム+スタジオ、スタジオ+プール、プール+ジムと複数施設利用する人ってそんなに多くないですし、入会前もそこが決め手ってないように思います。

そう考えると温浴施設は辛うじて強みに入るかなって感じです。

ここらへんのマーケティングがズーっと変わらないクラブが多いですよね。自分達が売りたいもの、売りたいこと、自信を持っていることを一方的に伝えてしまう。

顧客の「不」は何なのか?

ここは何となく理解できていると思います。

ダイエット、健康増進、腰痛肩こりなどなどもっと具体的なこともたくさんありますし、利便性の観点からも考えれます。

しかし、そういった「不」に対して多くの施設が利用できることを打ち出してしまっている・・・

その一方で専門店や新業態は確実に顧客の「不」に対して解決策を明確に提示してマーケットを拡げています。

・パーソナルトレーニングジム

・24時間ジム

・低価格ジム

・コンディショニングジム

・スクール制セミパーソナルジム

・専門スタジオ(ヨガ、ピラティス、ボクシングなど)

・オンラインフィットネス

多くの総合クラブが顧客の「不」とそれに対しての解決策が見当外れになっています。

今一度、自クラブの強みとは何なのか?を考えて、そしてそれは顧客の「不」に対してどうなのか?よく協議してみてはどうでしょうか?

今は他のクラブと違うとことを挙げているだけで、それがマーケットニーズとギャップがあることに気づいていないのではないでしょうか?

そろそろ気づかないとまずいですよね。

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