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№527 あなたのクラブにこだわりはありますか?

こんにちは。白石です。
今日は「あなたのクラブにこだわりはありますか?」ということです。

フィットネスクラブ、スポーツクラブ、スイミングクラブ・・・スタジオ、ジムなど多くのクラブが世の中には存在します。クラブが誕生する時にはコンセプト、すなわち「こだわり」が少なからずあるはずです。ここでは「こだわり」を追求することと解釈してもらえれば考えやすいかと思います。

・あなたのクラブの「こだわり」は何ですか?

と聞かれて、スムーズに言語化できますか?

ボヤっとこういうことかな、こういうところかな、と思い浮かんだり説明できればまだ大丈夫ですが、う~んと考えてしまうようでは、「こだわり」は無いに等しいということです。

現実問題、私がこの質問をしてすぐに返答できる方はあまりいないのが実際です。それは経営層やマネジャー層においても同様です。というはことは多くのクラブが同質化しているのです。

少しステップを上げてみましょう。コンセプト=「こだわり」が明確化されており、それが共有実践されているとします。そうすれば自ずと顧客が集まり、運営も軌道に乗るはずですが、何故かうまくいかない・・・

その場合は、そのコンセプト=「こだわり」を顧客は求めているのか?確認する必要があります。実はそんな「こだわり」なんて求めてないってこともありますから。「こだわりの独りよがり」というやつです。または、「こだわり」を追求しきれていない!こともあるかもしれません。確認するためには、現場で顧客の声に耳を傾けることが大事です。

店舗ビジネスで継続的に数値結果を出すためには、過剰な広告や小手先のセールステクニックだけではダメです。
前提の考え方や意識の共有など土台作りが非常に重要で、それらがコンセプトやこだわりにつながっていくのです。土台が無い中で、数値結果を求めると多くの人を苦しめることになります。フィットネス業界は過渡期を迎えており、同質化が進む中で結果を求められ現場が疲弊しています。

・うまく収益があがらない
・会員数が計画通りにいかない
・スタッフが思うように動いてくれない

などなどあるようでしたら、枝葉の部分を改善しようとするのではなく、まずは本葉(土台作り)からスタートしていきましょう。

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