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一人ひとりがあっての全体、そして、全体の中で生かされるわたし。Mihoさん|グッド・アンセスター・ダイアローグ
『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』(ローマン・クルツナリック著/松本紹圭訳)を巡る対話の記録。今回お話を伺うのは、テンプルモーニング仲間であり、今は、日本海に浮かぶ島に通いながら暮らし方や生き方について考えを深めている、Mihoさん。お寺や仏教に関心を寄せ合い、一方でキリスト教的な思想が感じられる友人。そのあたりも聴けたらと思いつつ。Mihoさんの感性が受け取る “過去か
もっとみる比叡山延暦寺へ ─『法華経』へのあれこれとともに─(前編)
高野山の宿坊巡りから2年2019年10月、「奥之院萬燈会」と宿坊の朝勤を目当てに高野山へ。
宿坊は、趣の異なるところに泊まりたいと思い、無量光院、一乗院、三宝院を選んだ。法話が英訳付きの宿坊もあれば、仄暗い部屋の片隅で一人密かに同席させてもらっているような宿坊もあり、寺院によってまったく違った。
ああ、高野山にあるすべての宿坊に泊まりたい。
そして、次は比叡山、と決めてから2年。
今年やり残
子どもを産む産まないに関わらず、社会に参加するひとりとして、未来がよくなることに寄与したい。ライター・杉本恭子さん|グッド・アンセスター・ダイアローグ
はじめに ─『グッド・アンセスター』を読んで─わたしたちは「よき祖先」になれるかーー
この問いは、わたしが未来世代へつながるひとりであることを思い出させる。そして、誰もが自分ごととして受け止め、それぞれのもち場で応答できる投げかけだと感じる。
どうしたら、自分なりのギフトを遥か未来世代へ受け渡すことができるか。
まずは、わたしの「グッド・アンセスター」を考えること、そして、誰かの「グッド・アンセ