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不登校を考える

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教育と不登校。 子育てにおけるマルトリートメントを考える。
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2学期が始まる。

2学期が始まる。

2学期が始まる。
去年の長女の天岩戸を思い出す。
学校に行かないと言った彼女は、私が行きなさい!と起こしに来ないように、ドアが開かないようにしていた。
どんな声かけをしてもぐっすり寝ていた長女からは何の反応も返ってこない。
私たちが寝ている時間に晩御飯を食べて空になったお皿を見つけて毎朝、ホッとする。
最初の2週間、台所にある包丁を見ては、彼女が自ら血を流してしまわないかという不安を抱えていた。

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学校って必ずいく場所?

学校って必ずいく場所?

察する言葉を強要している「ちゃんとして」

この言葉に意味がないと教えてもらったのは、長男の子育て時代。「ちゃんとってなんやねん」と自分自身もツッコミを入れては、“具体的に”“理由を添えて”話し続けること20年。
間違いなく理屈っぽい子どもたちのベースを作ったのは自分だなと思う今日この頃。

「気をつけて」

この言葉じゃ子どもは何もできないと知ったのは次女と次男を育てている時。何度行っても危険な

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心に“非常階段”を。

心に“非常階段”を。

長女の留年が決まった。

不登校の長女レアキャラになった長女

2学期が始まって数日、昼夜逆転してしまってしんどい中、数日登校し、夏休みの課題を出した。その週末の土曜日、新型コロナウイルスのワクチンを打った後、副反応で月曜火曜と休んだ後から、部屋から出なくなった。
ドアは開けられない、天照大御神(アマテラスオオミカミ)
中が分からないことに、不安を覚えて、ドアを開けるようとしてみるものの、夜起きて

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