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ブラックフライデーの裏事情 知られざる「本当の語源」

「ブラック」で始まる日は、大抵かなり悪い1日であることが多い。例えば「ブラックマンデー」は、1987年10月19日の月曜日に起こったニューヨーク株式市場の大暴落を指す。ブラックフライデーも、同様の意味合いがあった。

🌙ブラックマンデー

1987年10月19日の月曜日に起こったニューヨーク株式市場の大暴落のこと。
ダウ工業株30種平均は、1日の取引で508ドル(22.6%)下落しました。米国は財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」を抱えており、ドル安に伴うインフレ懸念が浮上したことが原因とされます。また、プログラム売買が、株価の下落を加速させました。ニューヨーク市場の暴落は全世界に波及し各国で同時株安に陥りました。

🌈プログラム売買・・自動的に売買するシステム

(ブラックフライデー)              この言葉のかなり初期の使用は1869年で、クリスマスショッピングとは何の関係もなかった。金価格の暴落により株式市場が崩壊した日で、その後アメリカ経済に何年も影響を及ぼすことになった。

🌈金価格の暴落・・・投資家のジェイ・グールドとジム・フィスクが、ブラックフライデーのベッドラムを設計するために必要な経済的影響力とスクループルの欠如を持っていた。エリー鉄道の社長兼副社長として、このデュオはウォール街で最も冷酷な金融の首謀者の2人としての評判を勝ち取りました。

初めて我々の知っているような意味合いで「ブラックフライデー」という言葉が言及されたのは、知られる限り1950年〜60年代のフィラデルフィアとされている。交通警察がその日を恐れて使った言葉のようだ。


「フィラデルフィア警察署が、中心街の小売店などのすごい人混みや交通渋滞を言い表すために使ったのです」と、エミー賞受賞スタイリストのデヴィット・ザイラ氏は話す。そして、印刷物で使われた最初の1つは、1966年に出版された切手収集者向け雑誌The American Philatelistに掲載された広告だったという。

「『ブラックフライデー』は、フィラデルフィア警察署がサンクスギビングデーの翌日につけた言葉。愛称ではない。『ブラックフライデー』は都市部で正式にクリスマスショッピングの季節をスタートするもので、中心街の小売店らが開店から閉店まで大混乱となり、それにより多くの交通渋滞や歩道が混雑する」

この説を支持するさらなる証拠がある。長年の警察記者でフィラデルフィア・ブルティン紙の特集ライターであった故ジョセフ P・バレット氏は、1994年の記事で「ブラックフライデー」の使用についての自分の役割について語っている。タイトルはThis Friday Was Black With Traffic(この金曜日は渋滞でブラックだった)。

🌈実際の記事の内容の一部
1960年代初期、クリガーと僕はサンクスギビングの為に一面記事を製作していて、僕らは警察がひどい渋滞を表現する際に使う「ブラックフライデー」という言葉を使ったんだ。

実際、Factory Management and Maintenance誌に1951年に掲載された記事の記録 

「『サンクスギビング後の金曜日症』は、腺ペストに続く影響がある。少なくとも、ブラックフライデーの為に製品を出荷しなくてはいけない人々にはそう感じる。店頭は半分空になっているのに、みんな病欠で、しかもそれを証明までできるんです」

これは、サンクスギビングデー翌日の金曜日に蔓延するずる休みについて言及されている

1951年頃(ブラックフライデー)という言葉は、1つ確実なのは、多くの人はこの日を好きではなかったということだ。

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