各人のフィルターで歪曲するコミュニケーション 人トレ#11
7つの習慣って本を読んだことのある人ってかなりいると思います。
私も漫画版だけではありますけれども読んで感銘を受けた1人です。
中でも印象的な言葉は「人はありのままの世界を見ているのではなく、ありのままに世界を見ている」です。
正確ではないかも知れないですけど、このような言葉があって確かにそうだなって思います。
例えば車で移動するときに目的地に着く前の道中で大渋滞に遭遇したとします。
目的地に何時何分までに着かなければならないって決まっていて、ある程度時間が迫っていたら「ドキドキ」したり中には「イライラ」する人っていますよね。
これもありのままに世界を見ているからこそのイライラだと思うんです。
ありのままの世界を見ていたら「渋滞だね、しょうがないでしょ」って思えますよね🚙
これは人間のコミュニケーションにも共通するところがある気がします。
コミュニケーションの落とし穴があるとすればそれは「歪曲」と言われるものが発生することが原因ではないでしょうか
歪曲の概念を大まかに表現すると、
「物事をありのままに見るのではなく、自分のフィルターを通して、自分なりのものの見方で捉える事」という表現になります。
この言葉は7つの習慣の中から冒頭に紹介した言葉と同じですよね( ´∀` )
つまりは色んな出来事に対して人は自分なりの解釈をすることが分かっているって事ではないでしょうか?
各人のフィルターでものの見方を変える
人トレ#9と#10でも紹介しました映画の例でも分かる通りに、人は同じ映画を観ても、その映画の捉え方って違ってしまうんですよね。
例えば私は観ていませんが「鬼滅の刃」の映画って人気ありましたよね。
あの映画ウチの家族は観に行ってるんです。
では、長男と次男と妻に何処が印象的だったって聞いたら、3人からは別々のシーンが返ってきます。
妻は感動的なシーン、長男は面白かったシーン、そして次男は爆発シーンなど場面が全然違う、つまりは感情が一番動く場面が違ったって事です。
では、なんでことようなことが起こるのでしょうか?
先ほどお伝えしたように「私たち人間は、物事をありのままに見ているのではなく、自分のフィルターを通して、自分なりのものの見方で見ているから」と考えることが出来ます。
これが「歪曲」って事なんです!
他人の方が分かりやすかったかもしれないですけど、人はそれぞれ育った環境も経験もずいぶん違う為に、価値観が異なっています。
体験や経験などから価値観が育まれて、それがそれぞれのフィルターとなって、同じものを見ていても見え方が違ってくるんですね。
つまりは、フィルターが色眼鏡を生成して現実を見ているようでいて、何らかの色が付いた映像を見ているって考えることが出来ます。
なので、人間はどうしても気付かないうちに物事を歪曲して見てしまう、7つの習慣で言う所の「ありのままに世の中を見ている」と同じですよね。
歪曲も人間のプログラム
この歪曲も実は、人間のプログラムなんですよ!
例えばあなたが連日の睡眠不足だったとしますよね?
それを見た同僚の反応も人それぞれだと思いませんか?
ある人は、「なにか悩みでもあるの?」って聞くだろうし、
また、ある人は「ゲームのやり過ぎじゃない?」って言うだろうし、
またまた、ある人は「失恋でもしたの?」って心配そうに話しかけてくるかもしれないですよね?
(誰も話しかけてこないよ!って意見は取り敢えず除外です(笑))
これは元気がない=悩みだったり、元気がない=遊びすぎだったり、元気がない=失恋というプログラムが人それぞれにあるんではないかとも思われます。
また、私もオンラインのイベントを毎週やっていますが、そこに参加される人たちの雰囲気で場の空気というかテンションがあるんです。
そしてある会であまり盛り上がらなかったって日があり、自分自身も手ごたえがなかったかなって感じた日がありました。
しかし、個別にお話を聞いて感想を伺うと「凄く面白かったです!」って感想を頂けたんです。
それは私の中では「盛り上がっていない=面白い会ではない」というプログラムがあって、その人には面白かったって評価があったのに自分自身で歪曲してしまったと捉えることが出来ますよね。
そんな体験からも、人間は経験や体験から出来たプログラムがあり、ある特定の刺激があったとしても反応の仕方は違うのが理解できました。
ミスコミュニケーションを防ぐためには?
コミュニケーションが上手くいかない理由を私の体験と共にご説明してきました。
それは自分が思っている事や伝えたいと思っていることが、いつも簡単に相手に伝わっているという幻想がある限り、中々新たなコミュニケーション方法を意識して使おうとは思っていないからなんです。
これ厳しい言葉ですよね!でも新たなコミュニケーション方法を意識しない限りは人は成長もしません。
なので、いつまで経っても人に伝えることが出来ないと思っている人はそのまま生きて行くしかないんです(*_*;
何回か前にも書きましたが「報連相」が必要な訳。
これも上記のことが理解できたら納得して頂けるかと思います。
我々人間は意思疎通が自分の想像以上に難しい生き物です。
しかし、コミュニケーションミスを避け、効果的なコミュニケーションを行う方法は、そんなに難しいことではないんです。
卓越したコミュニケーションを行うために
NLPは卓越の心理学とも言われていんですって!
天才と言われている3人のセラピストのモデリングからスタートした優秀性の研究から始まっている仕組みなんです。
なのでNLPのコミュニケーションを学ぶことは、優秀なコミュニケーターのモデルを学ぶって事になりますよね( ´∀` )
ですので、是非ともこの記事からNLPを学びたいと思って頂けると最終的には日本も再び豊かになっていけるんじゃないかと思います。
ミスコミュニケーションが少なくなれば無駄なイザコザってなくなるでしょ、そしてたら心も余裕できますよね!
因みに私はNLPの協会員でも資格者でもなんでもないです!
ただこの本が物凄く参考になるのでアウトプットで学びを深めたいのと共にNLPを知って頂けたら嬉しいって思っているだけですので!
※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。
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