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部下を有能にする質問、ダメにする質問 人トレ#18
人トレ#17で書きました質問の内容が相手の意識の方向を決定するですけど、本当に参考になる言葉だと思いますね。
質問の仕方として紹介されている「そのとき、どうすればうまく言ってたと思う?」って質問をしてあげることが大切って事でした。
しかし、この質問って子どもにしてもあまり効果がないんですよね。
というよりこの質問に成れていないから、質問者の答えて欲しい答えを返す傾向があると思いました。
なので、この質問に対する耐性を養う必要ってあるって思いました。
なぜそのような答え方をするのか考えたときに、恐らくなんですけど子どもは答えありきの質問に対して答える教育を受けてきています。
というよりも学校でも教育というよりも教育の質問は答えがありきはなのが当たり前だからしょうがないって事なんです。
だから考える力を養う必要って子供の頃から必要って思います。
ですので、学校に頼るだけではなくて道徳教育などで家庭で出来ることは徹底していきたいと思いましたよ。
しかし、社会人になってからはもっと考え方もしっかりしているので上記の質問に対して自分がどうすべきか?を想像することは難しいことではなくなります。
意識の焦点が状態を決定する
例えばあなたに部下がいたとして、その部下が失敗したときに「なぜ失敗したんだ?」と原因を追究したとします。
そうした場合の部下の意識は失敗の原因を探しに行くと思います。
そうなると、この部下はうまくいかなかった理由ばかりが見えやすくなるでしょう。その結果うまくいかなかった原因をあなたに答えることになります。
そして、うかくいかなかった理由を探している部下はその理由を探していることで、おそらく暗いイメージが見えたり、否定的な言葉が浮かんだりする可能性が高くなっているでしょう。
そうなると、これらのイメージや声に関連した暗い気持ちを感じやすくなります。
勿論反省をすること自体は大切なことではあります。
ですので、原因を追究する必要はないというわけではありません。
ありませんが、原因の中に浸っている限りは、前へ進むことは難しいでしょう。
質問は焦点だけでなく状態まで変化させる
逆に失敗した部下に「そのとき、どうすればうまくいっていたと思う?」と質問してあげると、「うまくいく方法」に焦点が当たります。
そうなると、肯定的な映像や言葉が浮かぶでしょう。
そして、これらの映像や言葉は、前向きな気持ちを作り出し、立ち直るきっかけを得る事になるかもしれません。
人間は、「焦点化の原則」の影響を受けますので、まるでテレビのチャンネルを変えるように、状態を変化させることも可能なんです。
そして、別のチャンネルに移行する(別の焦点に切り替える)スイッチに当る物の代表的なものが質問なんですよっていうお話でした。
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※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。
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