湯通堂圭祐 | SevenDayDreamers

"誰もが自分の価値基準を持つ世界"の実現を目指し、SevenDayDreamers(7dds)を創業。 AIとデータ分析を駆使し、コンテンツの新しい価値を発掘。一人ひとりの"好き"という感情を育てる仕組みづくりに取り組んでいます。

湯通堂圭祐 | SevenDayDreamers

"誰もが自分の価値基準を持つ世界"の実現を目指し、SevenDayDreamers(7dds)を創業。 AIとデータ分析を駆使し、コンテンツの新しい価値を発掘。一人ひとりの"好き"という感情を育てる仕組みづくりに取り組んでいます。

最近の記事

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SevenDayDreamersは『1億総"激レアさん"社会』を実現したい!

はじめにはじめまして、SevenDayDreamers代表の湯通堂と申します。 何をしていた人間なのか?は以下を見ていただければと思います。 私は昨年7月にSevenDayDreamers(以降7dds)を起業しました。 早いもので、起業してからもう8ヶ月経ちました。 友人や知り合いからは、「何の会社なの?」と聞かれることが多かったのですが、どうにもうまく答えられません。 次聞かれた時はちゃんと答えられるよう、改めて7ddsは何の会社なのか?をまとめてみようと思い、筆を取っ

    • Netflix日本コンテンツ分析レポート:世界で戦える作品の条件とは

      はじめに日本のアニメやドラマは本当に世界で戦えているのか? この問いに答えるため、Netflixの2024年上半期グローバルデータを分析しました。単なる数字の羅列ではなく、各作品の中身まで踏み込んで、日本コンテンツの現状と可能性を明らかにしていきます。 注:本分析での「日本コンテンツ」は、日本のIPを使用している作品や日本が主体となって制作している作品を指します。日本企業が海外で制作した作品や日本のIPを基にした海外制作作品も含みます。 テレビ番組カテゴリー:実写化の新

      • 少女漫画の続編戦略:過去IP の再活性化

        昨今、昭和や平成の時代の作品に再注目するアプローチが増えています。 これは、成長したファン層の購買力を軸に、IPの長期的価値を最大化する戦略と考えられます。今回は、少女漫画の続編展開にフォーカスして、分析してみます。 続編展開の傾向分析人気少女漫画が一定期間を経て続編を展開するパターンは、一つの手法として確立されています。 以下に、10-20 年近く間隔を空けて続編が展開された事例をまとめてみました。 少女漫画の読者層を10歳前後と想定すると、読者は20代〜30代となった

        • アニメ市場成長の裏側を可視化してみた

          アニメ業界の市場について、日本動画協会のアニメ産業レポート2023(サマリー版)のデータを中心に分析してみました。 この分析は制作会社の動向に焦点を当てたものとなっているので、広義のアニメ産業ではなく、狭義のアニメ業界(アニメの制作/製作スタジオの売上・市場)を対象としています。 1. アニメ市場は20年で2.5倍の成長1.1 狭義のアニメ市場の成長 日本動画協会のアニメ産業レポートによると、日本のアニメ業界市場は、2002年から2022年にかけて着実な成長を遂げています

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          Webtoon市場の驚異的成長:3.9兆円産業への躍進と日本のチャンス

          気づけば、ピッコマやLINEマンガでWebtoonを読む機会が増えてきました。ドラマやアニメもWebtoon原作の作品が増え、いつの間にかWebtoonは日常的なコンテンツとなった印象です。数年前は、マンガの付録程度に認識していましたが、今では従来のマンガよりもWebtoonに触れる時間のほうが長くなってきました。 コンテンツ分析に携わる中、ビジネスとしてのWebtoonを詳しく調査したことがなかったので、この記事でまとめてみました。 1. Webtoon市場の概要と成長

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          "効率的な脳トレを試みよう"という話

          ちょうど1週間前に意識的に脳を鍛える必要があると考えた結果、毎日noteを書いてみる取り組みを開始しました。 とりあえず1週間書いたのですが、感想としては "とりあえずnoteを書くのは、ストレッチみたい" でした。 あくまで、筋トレをしているというよりも、動かしていない身体の筋肉を伸ばしているくらいな感じ。 やはり、これをもう一歩先にいくためには 質が高い情報のインプット(身体の場合:栄養価の高い食事) 少ない量で高付加なアウトプット(身体の場合:短時間高付加の筋ト

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          "見過ごされているスキルにスポットライトを当てたい"という話

          見過ごされているスキルにスポットライトを当てたい。 ここ数年家の掃除は家事代行に頼り切りなのだが、来てくれる人によってスキルがかなりまちまちであることが多い。 もちろん、会社が研修等で最低限のスキルを教えているのだけど、熟練の主婦みたいな人の掃除はレベルが違うことが多い。 ベースの満足度でいうと、全員が求めるレベル以上のサービスを提供してくれるという前提で、レベルが違う主婦は圧倒的な満足度をくれる。 そういう人に出会ってしまうと、この人にずっと頼みたいというマインドになる。

          "見過ごされているスキルにスポットライトを当てたい"という話

          "全てを任せて安心できると思える人のニーズが異様に高まっているのではないか?"という話

          この人になら"全てを任せて安心できる"と思える人のニーズが異様に高まっているのではないか?という仮説がある。 思い返せば、マンガのトレンドも"めちゃくちゃ強い"んだけど、"自分では強いと思っていない(or 周りにそう思われたくない)"みたいな主人公だらけになってきた。 このマンガジャンルの特徴としては、深刻な問題がおきたとしても、なんでもかんでもスーパーパワーで解決してしまう点である。 今どき、めちゃくちゃ努力して、とんでもない奈落に落ちて、報われないけど努力して、ほんと

          "全てを任せて安心できると思える人のニーズが異様に高まっているのではないか?"という話

          "コンテンツ管理にRaindropが便利"という話

          ここ数年、自分が見たアニメやマンガ、プレイしたゲームなどを一括で管理できる場所はないかと探していました。 notionでやってみたり、todoアプリでやってみたり、ノーコードで作ってみたりと、色々やりましたが、全くしっくりこず。 そんな中、ようやく自分の正解を見つけた。 それがRaindropです Raindropは、URLをブックマークして一覧表示する、というだけのサービスなのですが、それがなんかちょうど良かった。 Raindropを管理ツールとして使うことの何が良

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          "推し活が代理戦争に使われている理由について考えてみた"という話

          "推し活"が代理戦争に使われている感がある。 都知事選にしても、Vtuber応援にしても、バチェロレッテにしても 自分を自分が応援する"何者"かに投影して、その人の代弁者として何かを物申そうとして、攻撃を開始する。 自分が好きなものが攻撃されたと認識したら、本人の代わりに徹底的に反撃する。本人は攻撃と感じていなくても、ファンが感じたら反撃する。さらに、ファンは本人の代わりにやってあげてるから、構造がややこしい。 子供同士の喧嘩に親が出てくるパターンにも似ている。 後は、

          "推し活が代理戦争に使われている理由について考えてみた"という話

          "局地的な勝利条件を適切に設定するのは重要"という話

          局地的な勝利条件を適切に設定することの重要性を感じる。 ビジネスでもコンテンツでも、大きくは 商品やコンテンツの質を高める 商品やコンテンツの認知を高める 商品やコンテンツのマネタイズをする といった、プロセスに分かれると思う。 例えばBASEFOODであれば、 最初は研究開発を進めてAmazonや自社サイトで販売しながら、商品やコンテンツの質を高めていったのだと思う。広告費はなるべくかけずにフィードバック→改善のサイクルを回したのだろう。 次にファミリーマートの

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          "情報の流動性と人材の流動性を高めないと、共創できないかも"という話

          知り合いの方で、 SONY→Netflix→Disney→Amazon って転職している方がいます。 しかも、全て映像配信の部署でのお仕事なんですよね。 これって、日本でいえば、 NTTDOCOMO→KDDI→SoftBank→楽天 みたいな渡り歩き方だと思うんです。 ただ、僕が知る限り、競業避止の観点でNGになりそうですよね。 さらには、競合に行ったら裏切り者みたいなレッテルを貼られることが多いような気がしています。 でも、日本以外の国では、そこらへんがゆるいの

          "情報の流動性と人材の流動性を高めないと、共創できないかも"という話

          "意識的に脳を鍛える時代が来るかもしれない"という話

          ChatGPTとClaudeとGeminiに課金して、毎日何回も何回もLLMを使っている。それは、プライベートもだし、仕事もだし、添削として使うこともあれば、アイデア出しに使うこともある。壁打ちに使うこともあれば、こちらが壁打ちをしながら良いアイデアを作ろうとすることもある。 だが、ある時に気づいた。 自分の頭だけで文章を書き出す力が弱くなっていることに。 感覚として、近いのは、昔は簡単に出来たちょっとした運動が、働き始めてから全然できなくなるような感覚。頭では動いている

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          2023年のまとめ&2024年の制約/誓約

          こんにちは。株式会社SevenDayDreamersの代表取締役、湯通堂です。 当社は、AIとデータの力を活用し、エンタメ業界に革新をもたらすために多岐に渡るプロジェクトを推進しています。 今日は、3歳の息子と遊びながらふとあるツイートが目に留まりました。 「そういえば、今日は12月31日であった…」 となりまして、振り返りと来年の抱負を書くことにしました。 2023年のまとめ(ビジネス)2023年の主要な成果として、以下の3つのプロジェクトを挙げます。 ①Chrono

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          note開始から134記事:所信表明と今後の更新について

          こんにちは SevenDayDreamersの湯通堂です。 2022年11月から、僕はほぼ毎日noteを書き続けており、134記事も書くことができました。記事を書くことで気付いたのは、outputにはinputと思考が必要だということです。 テーマを決めて明確なinputをすることが大切であるということも理解しました。明確なinputが明確なoutputを生み出すためには必要なことであり、曖昧なinputからも価値を生み出すことができるということもあります。リベラルアーツは

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          コンテンツの受け取りと消費のブレスト

          こんにちは SevenDayDreamersの湯通堂です。 改めて咲を見ているのですが、もはや改めて見ると泣けますね。 昨日のnoteにて、ビジネスはマネジメントによってできているという仮説を提唱しました。 この仮説では、 『誰が』『何をする』ことで収益を生むのか? をマネジメントすることで、ビジネスが成り立つということを書きました。 誰が何をするをブレストしていこうと思います。 コンテンツが制作されてからユーザーに届くまで

          コンテンツの受け取りと消費のブレスト