"意識的に脳を鍛える時代が来るかもしれない"という話

ChatGPTとClaudeとGeminiに課金して、毎日何回も何回もLLMを使っている。それは、プライベートもだし、仕事もだし、添削として使うこともあれば、アイデア出しに使うこともある。壁打ちに使うこともあれば、こちらが壁打ちをしながら良いアイデアを作ろうとすることもある。

だが、ある時に気づいた。
自分の頭だけで文章を書き出す力が弱くなっていることに。

感覚として、近いのは、昔は簡単に出来たちょっとした運動が、働き始めてから全然できなくなるような感覚。頭では動いているんだけど、身体は全然動いていない。みたいな。そんな感覚である。

ここで思い出す。誰かが言っていたこと。
「昔は働く人間は肉体を使っていたから、皆体力があった。しかし、IT全盛になってからは、体力をつけるためにお金を払って運動をしている。昔は、お金をもらうために運動していたのに、今はお金を払って運動している」
と。
これはなんとも皮肉な話である。
今となっては、運動しつつ働くほうが良いのでは?とか思う人もいそうだ。
そして、こう続く
「今は働いてお金をもらっているが、今後はお金をもらって働かせてもらう時代がくるかもしれない」
と。
言わんとすることはわかるが、よくわからない感覚であった。
ただ、このタイミングでつながった気がした。

僕はLLMの能力を使うことで、自分の脳で考えて脳を疲労させるという割合が依然より減っているのかもしれない。
だから、自分の頭で考えて文章を書き出す能力が衰えている感覚があるのかもしれない。
つまり、今後の人間には、脳のエクササイズが必要になっているのかもしれないなぁと思い始めてきた。

今の人は
「昔の人って、肉体労働しないといけなかったらしいよ…今じゃ考えられないよねー」
みたいな感じだが、
未来の人は、
「昔の人って、自分の脳で考えて仕事しないといけなかったらしいよ…今じゃ考えられないよねー」
みたいになるのではないか…と

そうすると、未来の意識が高いビジネスマンは、毎朝脳トレジムに行って、脳を鍛えるのかもしれない…
「朝に脳を鍛えると、1日の仕事の質が上がる」とか言うのかもしれない。
そんな未来を想像しつつ、"思ったことをAIを一切使わずに集中して書く"というエクササイズを"ほぼ"毎日やっていこうと決意しました。

僕は身体の健康のために、

  • 昼ご飯はnosh

  • 週1はパーソナルトレーニング

  • 睡眠時間は7時間以上取る

といったことをルーティン化させていますが、
これくらい緩くも効果が出る脳のエクササイズ習慣をつけていきたいと思います。

AIを使うのは不可避だと思うので、いかに自分の脳のエクササイズをするのか?を考えていきたいと思う今日このごろ。

終わり

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