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【指導案】楽に生きる方法を模索しよう(ルネサンス)

今回は思想を取り上げるのではなく、
人物の果たした役割、時代の中での立場に注目します。

分野:ルネサンス

テーマ:楽に生きる方法を模索しよう。

目標:時代の中での思想家の生き方を参考に、自分の生き方を考えることができる。

このページの見かた


白バック:ゆとりんりの解説

色付きバック:教師の発言

画像は実際のPPT(パワーポイント)


ゆとりんり流、授業での使い方はこちらで紹介しています。



導入

「時代」という言葉を導入でつかうと、歴史の連想ゲームが始まります。
つまり、思考の停止です。
そこで、あなたはどのように生きたいですか?という、現代人の楽に生きたいという思考を利用しましょう。そして生徒に問いましょう。

正直、私も楽に生きたい。でも無理じゃないですか?
そもそも楽な生き方って何ですか?
出た意見を枠内にできるだけ書き込みましょう。

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余談

この記事を読んでいる皆さんも「楽に生きたい」と思いませんか?
なぜ楽に生きられないか考えました。結局、周りと考え方が違うから怒られ、生きにくい。
だから、需要に合わせて自分を変えるか、その社会自体を変えるかどちらかです。

楽に生きるには、
➀周りに合わせるか
➁生きている社会を自分に合わせ変えるか

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展開1

今回のルネサンスの内容は、エラスムスはじめ、多くの人物が時代を変えようとした人物です。

今回勉強していくのは,時代を変えた人物です。
皆さんは今の社会がどのような社会で、
変えるならどのように変えたいか、
この立場になるならと考えながら、ノートにアイデア残しながら聞いてください。

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まずは時代背景から紹介しましょう。
このルネサンスの人物を学ぶ上で、これを外すことはできません。
登場人物が何に不満を持ち、なにを変えようとしたのかおさえましょう。

皆さんも今生きる社会・学校・バイト先に「不満」もってませんか?
もっと人間として扱ってほしいと思いませんか?
ルネサンスもそんな人間性の再生を目指します。
なぜなら、キリスト教がなんでも決めちゃう世界だから。

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展開2

人物紹介に移ります。
今回は紹介にとどめます。人物については深めません。
なぜなら、それを知って何にもならないから。
そして、私の授業は知識欲を満たすことを目標にしていません。
そのため、○○の奥さんは実は○○とか、この時この人物は、実はこんなことがありました。などの+αの知識で魅せるみたいなことはしません。
「知識は使わなければ、なんら意味がないのである -ゆとりんり-」
知識を使う姿勢・使い方を、この倫理で身につけさせたい。

簡単にここで時代を変えようとした人物を紹介します。
ノートにまとめましょう。
※自分たちで教科書・資料集を見てまとめさせるスタイルでもよい。
※一人が一人を図示するというのも面白い。

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展開のまとめ

最後に登場人物を1枚でまとめます。

この時代の人物をまとめます。
授業を受けて、改めて現代におけるこの表を作成してみましょう。
楽に生きたいなんて甘いですが、本気で考えずに甘いというのも間違いです。

社会のニーズはどのような人物を求めているか。
生き方考え方は”あなたが”どのような生き方をしているか。
そして今後それはどうなっていくか。を本気で考えてみよう。

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まとめ

皆さんが楽に生きる方法がみえてきたか確認しましょう。

授業冒頭で、楽に生きるには、
➀周りに合わせるか
➁生きている社会を自分に合わせ変えるかと言いましたが
正直環境を変えるのもしんどい。
周りに合わせるのもしんどい。
でも、お気づきでしょうか。
➂ダヴィンチのように、時代の先で待つ
という方法があることに。
そしてこの登場人物たちは、時代を変えれなかったということに。

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時間のあまりはこう使う

時々時間が余った時に使う振り返り方法を紹介します。
倫理は名言や、その人物の代名詞を一つ頭においておけばだいぶ覚えやすくなります。

そこで、この人物といえばコレというのをまとめさせます。
隣の人に実際その内容を説明することで、
インプットとアウトプットを使い、定着を図ります。

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最後に

パワーポイントで作成しています。
基本字体:マメロン
※同じデザインで使用する際には、字体のダウンロードが必要な場合があります。

スライドのダウンロードはこちら


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