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2021年8月の記事一覧

映画「DEAD OR ALIVE 犯罪者」をU-NEXTで見ました。U-NEXTの紹介通り、衝撃のラストシーンだね。

映画「DEAD OR ALIVE 犯罪者」を見ました。「押井守の映画50年50本」を読むと、哀川翔(城島猛)さんと竹内力(本上龍一)さんが共演(初共演らしい)していることが目玉のようです。哀川翔がヤクザなどを取り締まる警察官。本上は若きギャング団の頭。そのギャング団が、歌舞伎町を取り仕切っているやくざと、中国マフィアと抗争繰り広げる。城島はこの抗争を追っていく(最初は本上が関わっていと知らない)。

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映画「僕のエリ 200歳の少女」をU-NEXTで見ました。少年はゆっくり少女に魅入られていく。

映画「僕のエリ 200歳の少女」を見ました。先週の「ダーク・ニア」先々週の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に続き、これも吸血鬼映画です。文芸という感じの映画ですね。エンターテイメントではない気がする。見てて飽きるということはないですが。冒頭から少年オスカーはぶつぶつと独り言を言っている。「この子は何でこんなこと言っているんだろう」と思わせて、オスカーのいる集合住宅に女の子が越してくる(わざわ

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映画「フリー・ガイ」を見てきた。本当に2時間かと思うくらい、盛り沢山の映画。

映画「フリー・ガイ」を見てきました。すごく面白い映画でした。ダレることない展開で目が離せなかった。「オンライン・ゲームの中で起こることを題材にした作品」とだけ知っている状態で見に行った。「現実世界で目立たない人が、ゲームの中で暴れる映画かな」なんて思って見に行ったのだけれど、主人公本当にゲームのモブキャラなのね。現実にいない人なのね。

テーマとかあるのかな? 探そうとすればありそうだけれど。強い

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映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」を見てきた。高いテーマ性がありながら、エンターテインメントとしても秀逸の作品。

映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」を見てきました。「現実世界での女性が置かれている状態を問う」というテーマの作品と見ました。テーマ性を前面に出しながらも、退屈させない展開かつ、テーマが後退してしまわないように娯楽性を抑えている(けして娯楽性がないわけではない)作品でした。

主人公である女性キャシーは復讐を行なっていくわけですが、その復讐劇をスーパーヒーローのようにありえない身体能力で果たして

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映画「ニア・ダーク/月夜の出来事」をU-NEXTで見ました。感情移入とはこういう気持ちのことかもしれない。

映画「ニア・ダーク/月夜の出来事」を見ました。いわゆるヴァンパイアものです。しかし、ヴァンパイアについて説明がありません(一番初めの場面で主人公の男性ケイリブが蚊のことを「吸血鬼」と呼ぶ以外は)。ケイリブはメイという女性のヴァンパイアに噛まれて、ヴァンパイアになってしまい、メイの仲間に連れていかれるわけですが、彼らのことを「ヴァンパイア」と呼称する場面はないです。説明がほぼないまま、物語は進みます

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映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」をU-NEXTで見ました。タイトル通り、ヴァンパイアにインタビューしていた。

「インタビュー」という言葉に、私が知っている言葉の意味以外にも意味があるのかなと思っていた(まさかインタビューする映画とは思わなかったので)。ヴァンパイアにインタビューする作品でしたね。不死のヴァンパイアの苦悩を描いた物語。画面的に派手な動きはないが、ヴァンパイアたちの葛藤が画面に映らない動きを感じさせる作品。解決するべく問題を解決するまでの物語ではなく、ある特異な存在の一定の時間を切り取り、その

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映画「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」を見てきた。こういうのはスプラッタ・コメディっていうのかな?

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」を見てきました。ちなみに「スーサイド・スクワッド」や「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」は見てないです。ジェームズ・ガン監督作品なので、見に行きました。前半は退屈を感じた部分もあったけど、クライマックスは最高に良かった。スーサイド・スクワッドの面々と楽しい時間が過ごせました。

犯罪者集団が、刑期を減らすなどの理由で国の機密に関わるミッションを与えら

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映画「竜とそばかすの姫」を見てきた。少女の成長物語。

「竜とそばかすの姫」を見て来ました。面白かった!

細田守監督の作品を見るのは「おおかみこどもの雨と雪」以来です。昔の日記を見たら、今日と同じ日8月1日(2012年)に見に行ってました。

全世界で50億人以上が集うネット上の仮想世界<U>の中では、有名「As(<U>の中の分身の総称)」、歌姫「ベル」である、普通の女子高生すずが主人公の物語。すずは幼い頃に母親を亡くし、そのことがきっかけか(物語上

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