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社会人(アマチュア)サッカーリーグのリアル。 それでも上を目指すのか。


何回か前のnoteで書いたので、知っている方もいると思うが、僕はいまサッカー部をやめて、社会人(アマチュア)リーグでプレーしている。社会人リーグから上を目指すと決意して、大学サッカーをやめ、新たな環境に飛び込んだが、現実はそう簡単なものではなかった。

社会人リーグは書いて字の通り、社会人がサッカーをしているリーグである。こう書くと誤解を生むかもしれないが、Jリーガーももちろん社会人である。では、Jリーグとそれ以下のリーグの社会人(アマチュア)リーグはどう違うのかというと、やはり金銭面とその金銭を得ることで生まれる時間の余裕だと感じている。社会人リーグは基本的には、サッカーでお金をもらえない。だから、サッカーとは別に仕事をしながらサッカーすることになる。ここが決定的にJリーグとアマチュアリーグの違いである。例外もあり、Jリーガーでサッカー以外の仕事をしている人もあるし、社会人(アマチュア)リーグでサッカーで生計を立てれてる人もいる。だが、総体的に見るとリーグが下に行けば行くほどサッカーでもらえるお金の量は減り、仕事の割合は増える。

僕はその社会人(アマチュア)リーグという、上を目指すにはハングリーな環境に身を投じ悪戦苦闘している。実際にこのリーグに所属してからの僕の生活を振り返り考察していく。

大学でサッカーをしていた時は基本的に朝練習をして、練習後ジムに行き、その後また違うタイプのジムをハシゴする日々を送っていた。バイトもほぼしてなかったから、サッカーだけをしていたと言っても過言ではない。しかし今は、仕事をしながらのサッカーをする日々。今も学生ではあるが、今は自分で仕事をして、生活費を稼ぎながら、サッカーをしている。ほとんどの社会人チームがサッカー給がないので、僕も同様にサッカーとは別の時間を使い、お金を稼がないといけない。

だから、時間の配分がとても難しい。サッカーで上を目指すなら、それ相応のトレーニング量やサッカーに当てる時間が必要であり、試合で結果を出さないと上には行けないから、コンデションも整えたい。でも、仕事をしないと生活ができない。サッカー以外の勉強もしないといけない。そんな両手を引っ張られているような生活だ。でも、これは自分でした選択だから。慣れないこと、しんどいこともあるけど、ちゃんとやる。毎日、「今日はいいか」と妥協しようとする自分が現れる。でも、「草場勇斗ならやるやろ」と自問自答してジムに向かったり、机に向かう。生きることと夢を追うこと。これが社会人(アマチュア)リーグでサッカーをする現実である。社会人リーグから上を目指す難しさと、好きなことで生きていくことの難しさを実感している。


別に上を目指さずに、このリーグでやるなら難しさ、そこまでないかもしれない。でも、僕はこのリーグから今年「J3以上のチーム」に入ると決めた。だから、足は止めない。


夢と金。これがとてもリアルなのが、僕から見た社会人(アマチュア)リーグだ。

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▼草場勇斗のプロフィール
2001年生まれ、大阪府池田市出身。
秦野FC→伊丹FC→立正大淞南高校→桃山学院大学を経て2022年から社会人チームFC EASY 明石へ。高校在学中、全国インターハイベスト16、全国選手権ベスト16、1Goal。大学在学中、全国総理大臣杯出場ベスト16。大学最終学年でキャプテンが決まっていたが、辞退し、夢を叶えるために社会人リーグへ挑戦中。

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