Hiroaki Yutani
読んだ本のこととか聴いた音楽のことを書きます。
GotchのMoment Joonの紹介は何がまずかったのか、あるいはなぜおれはMoment Joonを聴くのか、につい…
というツイートをしたものの、間違えている、と指摘だけしてその内容を書かないのはずるいなと思ったので、書き残しておく。人は間違える。おれがここに書くこともたぶんど…
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宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』
がん闘病中の哲学者・宮野と、たまたまその相手役を引き受けることになった人類学者・磯野による往復書簡。往復書簡なので何か特定のテーマがあるわけではないはずだけど、…
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デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 』
「ブルシット・ジョブ」の定義が難しい。 ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇…
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中村桃子『新敬語「マジヤバイっす」――社会言語学の視点から』
表題の「マジヤバイっす」のような「っす」という言葉遣いを「ス体」と名付け、考察していく本。 「ス体」が普及した理由として、筆者は、敬語を使用するかどうかを決める…
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田中雄二『TR-808<ヤオヤ>を作った神々──菊本忠男との対話──電子音楽 in JAPAN外伝』
タイトルのTR-808だけではなく、1970年代前半〜90年代後半あたりの日本の電子楽器開発史の本。TR-808の開発者である菊本忠男へのインタビューという形式だが、情報の密度が…
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