似非右翼の脅威
似非右翼の脅威
「隣国の脅威が叫ばれている時」
「不景気と言われている時」
「社会的不公平が蔓延している時」
一部の市民たちは
「指導力のある政治家に権限を与え、改革を推進させろ」
と言いますが
そう叫ぶこと自体が
民主主義において、市民が、自らに主権があることを放棄し
自分たちの権利と自由を他人任せにすることではなかろうか?
と思います。
それこそ
「罪深いことではないだろうか?」
「そうやって独裁政治になる下地を作っているのでないだろうか?」
「市民に悲劇をもたらす戦争への道ではないだろうか?」
私がそう思うのは歴史を見ているからです。
独裁が始まるのは独裁者が出現したからではありません。
独裁者を出現させるのは市民側に問題があり
独裁者を求めるのも市民であり
独裁者を受け入れるのも市民です。
それだけ大多数の市民は政治に無関心で
「誰か私の代わりにやってくれないかな?」
と独裁者を深層心理で求めているのです。
独裁者を発生させるのは市民の罪であり
それに一役を担っているのが似非右翼で
そんな似非右翼に流されるのが無関心な市民です。
民主主義とは
【最悪を極めないようにすること】
「最悪を極めないように政治を利用すること」だと思います。
民主主義を守るのは市民の力であり、意識です。
市民がそれを忘れた時に人類は多大な犠牲を常に払っています。
その悲劇こそ、次世代に残してはいけないものであり、防ぐことだと思います。
テレビなどのメディアで御用学者などがそれなりのことを言っているようですが彼らは雇われた人であり
世論をある方向に持っていこうとしている役割を果たしているにすぎません。
そのような人に踊らされることなく
自分で調べ、考え、行動し、次の世代に何を残していくのか?を
私たちが考え議論して独裁者が生まれないように
最悪の悲劇を避けることになると思います。
【大森裕介】
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