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自分に何ができるのか?を考え続けたら、ターニングポイントに立っていた(前編)

「人生を耕す」という大上段に構えたポストだけして筆が止まっていたのですが、色々と自分の思考整理にこのnoteを利用してみます。

新型コロナウイルス騒動になっているが、不謹慎承知で言うと僕個人的には昨年からの大きな自分の人生プランの見直しの途中にいて、そこにたまたま世の中の大きな変化の波が押し寄せて来た感じ。

自分が見てる範囲のインターネット空間を見渡す限り、仕事できなかったり、これまでの事業活動を止めざるを得なくなったりして、時間ができた人達が色んなことを考え始めているようです。

人間って時間ができると色んなことを考えられる、いいことも悪いことも。

ニューノーマルな生活になるにしても、既存の生活様式に戻れるにしても、今まで意識していなかった事を意識できるというのはとてもよいきっかけだと感じます。

過去の自分との比較による生き辛さを味わう

これを見て頂いている皆さんも今年のお正月には様々な目標をたてたり、こんなことをやろう!と考えていたと思います。

僕の場合、今後20年間、つまり60歳くらいまでどう生きたいかということを考えるにあたって、まずは改めて「自分を理解すること」「内なる声を聞く」ことに時間を使おうと考えていました。

きっかけは、昨年「抑うつ状態」に陥ったことで、とても魅力的な精神科医と出会い、その方と対話する中で、自分自身について探求をする必要性と純粋な驚きに目覚めたからです。

結論からいうと、体調を崩したのは、

20~30代で自分が「やれた」という実績から

今でも同じように「やれる」という思い込みや思い上がり、

多少無理してでも自分を追い込めば結果につながる

という歪んだ思考が原因だったと思う。

「やれた」実績は、表だってわかることだけでなく自分にしか分からない感覚もある。過去の自分との対比の中で、何で今の自分にはできないんだろう?何が悪かったのか?という思考に陥ること。

今考えるとそうなった原因はよく分かっていますが、これがエスカレートすると「自分に絶望したり」「死にたくなってしまったり」というような状況にもなることもあるんじゃないかと思う。

こういうのって精神医学や心理学の教科書には書いてあるし、今じゃネットの中にもこういう情報は多いのですが、仕事で忙しいと必要と思わない情報は自ら取りには行かないものです。

なので、自分や周りの人で僕のように苦しんでいる人を見かけたらやさしく声を掛けてあげて欲しいです。まぁまぁイケイケでやっている人でもとあるきっかけで思考の暗黒面に落ちてしまうことってありますから。

ADHDが原因のひとつだった

厳密に言えば自分自身も昨日の自分とも違うし、1年前とは大きく変わる。
当然自分以外の身近な人を含めた他者も変わります。

外部環境という他者や自然が作ったもの、文字どおりの「環境」も変わって行く中で、皆さんお仕事や日々の生活を営んでいってます。

そして、どんな環境でも「より良くなろうとする努力」は前提としてあっても、時の運、人の縁に恵まれなければ、会社の経営だってプライベートな問題だって、うまく行くはずもないのに、「自分はできる!」なんて思い上がりもいいところでした。

世の中一部には「ポジティブシンキング」でものごと解決できる、自己肯定感が高まるという考え方もあるようですが、それだけでは十分ではないと思います。でも脱線してしまうので、別機会に書きます。

加えて「うつ」状態になる過程は人それぞれなんですが、僕の場合は発達障害(ADHD)が背景にあることも、このタイミングで発見された驚きだった。

今までなんで分からなかったんだろう!とも思ったのですが、大人になってから診断されることはさほど珍しくもないとのことです。

発達障害は、字面からはネガティブなイメージですが、専門書レベルで勉強したこの特性は、

「人と違ったことができる才能」

「扱いによっては問題になる性質」

が同居しているというものでした。

僕の肌感覚ですが、起業家の方には相当程度の割合でADHD特性をもつ人はいらっしゃると思う。

ADHDネタは別のnoteで紹介ますが、これに気がつけたこと、適切なタイミングで認知行動療法、運動療法を取り組めたこと。

良いドクターやコーチから指導頂いたことで、今の状態がMy bestと言えるレベルになったと感じています。

イケイケどんどんでやってきた人でも急に「生きづらさ」や「行き詰まり」にぶち当たることもあると思うので、自分のケースが参考になったら嬉しいです。

後編ではこれまでを振り返りつつこれから20年くらいで取り組もうとしている仕事について書いてみようと思います。


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