メタ視点のMET視点—西洋絵画500年の試行錯誤
5月いっぱいまで開催されていた「メトロポリタン美術館展」。西洋絵画が好きなわたしはとうぜん足を運んでいたのだけど、なかなかnoteに書けないままふた月ちかくが過ぎてしまった。
副題「西洋絵画の500年」のとおり、初期ルネサンスからポスト印象派までを選りすぐりの65点で概観するという展覧会。65点という作品数は、美術館の特別展の規模としてはけっしておおくはない。むしろたったそれだけで西洋絵画史をまとめるなんて無謀じゃないか・・・と、はじめは思った。貸し出してくれるメトロポリタ