コーチング：言葉に出してみるということ

2020年8月2日 15:05

スポーツメンタルコーチング見習い、ゆーすけです。

スポーツに関わる方々にコーチングをお届けしたいと思い活動中です。

前回記事の反響ありがとうございます！
初めての投稿ということもあってか、直接のつながりのない方からも「スキ」をいただけたこともありうれしかったです。

今日は、コーチングセッションをする上でのメリットの一つと思う「言葉に出してみる」ということについて書いてみようと思います。

言葉に出してみるって？

自分自身もコーチングを受ける側になって実感することがよくあるんですが、思っていることや考えていることを「言葉に出してみる」と、実感や腑落ち感が全く違ってきます。

例えば目標設定で、「全国大会に出場したい」とおぼろげながら浮かんできたとします。
そしてそれを、心の中で思うだけでなく、口に出してみます。

すると、口に出すことでイコール自分の耳にも入ってくる訳なのですが、そのせいもあってか、そのことをより実感できて現実味が湧いたり、自分の身体がどう反応するか（わくわくする、ジーンとくる）などで、自分の本心と照らし合わせることができます。

それってつまり、言霊のなせる力なのかなとも思います。

言霊（ことだま）
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
ーgoo国語辞典より

「発した言葉どおりの結果を現す力」、うれしいし、一方怖い感覚もありますね。

そして、おぼろげながらでも心に思ったことを口に出した時、ぜひセットにしたいのがこの質問。
「言葉にしてみて、今どう思ってる？」

「やっぱりそう思う」なのか、「あんまりしっくりこない」なのか。
コーチングですので正解はなく、ご自身の思う方をお選びいただくのがいいと思います。

オススメは、しばらく時間を取ってみて、頭だけでなく身体の隅々までの反応を実感してみること。

頭の感じは？

胸のあたりはどう？

肩は？手のひらは？脚は？

と部分部分チェックしてみると、もしかしたら思いもしない感覚が見つかるかもしれません。

また、発した言葉という点では、こんなお話もあります。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
　ーマザーテレサ（諸説あり）

2行目からの「言葉に気をつけなさい。」は、まさに言霊の力を現しているのかなと思いますし、やがて運命にもつながるということで、やはり言葉に出すことのパワーってものすごいんだなと思います。

ということで、セッションの中でふと心に浮かんだことは、口に出してみることをオススメします。
先にも書きましたが、口に出すことで自分の耳にも入り、心で思うだけとはまた違った染み込み方になるかもしれません。

・迷ったらそれぞれ口に出してみる
↓
・しっくり感、ワクワク感を身体や心に聞いてみる
↓
・その感覚をベースに、改めてどうしたいかを深めてみる
↓
・迷ったらそれぞれ口に出してみる

の繰り返しから、これからの自分を導くものが見つかるかもしれませんね。

そんな理由から、コーチングセッションではおぼろげな感覚もその場に出してみることがオススメですし、コーチはその感覚を評価や判断をすることなく、ましてや批判することもありません。

そしてコーチングセッションでは「守秘義務」が前提にありますので、「あの人こんなこと言ってたよ」など許可なく外部に出すことはありません。

安心・安全の場で思っていることを何でも場に出して、ご自身の探究ができる時間ですよ。

現在認定試験を目指して練習セッションをさせていただいており、練習にお付き合いいただける方を探しています。

何かの大会やイベントに向けてがんばっている選手や指導者の方で、下記のような課題を持っていらっしゃる方とぜひセッションさせていただきたいです。

・大会が中止になってしまったこの気持ちをスッキリさせたい

・目標設定やそのためのアクションプランを考えたい

・本番と練習でのパフォーマンスのギャップをなくしたい

認定資格取得後にはセッション代をいただくようになりますので、練習にお付き合いいただくこのタイミングであれば費用はいただきません。

メッセージお待ちしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？