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「就活の服装は絶対にスーツ!」という風潮に違和感を覚える


ぼくは「就活の服装は絶対にスーツだ!」という風潮に違和感を覚えながら、21卒の就活生として活動をしていた。

少し考えてみると、その前提にはそもそも「仕事着としてスーツを使うこと」に違和感を覚えるという考え方があった。



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ぼくはスーツ自体は好きだし、式典とかで着るときはテンションがとても上がる。それに男性が一番カッコよく見えるのは間違いなくスーツだとも思う。

ちなみにブログでおすすめのスーツブランドを解説するぐらい、ぼくは就活中のスーツにもこだわっていた。



でも仕事着としてのスーツには違和感を覚えるのだ。


とくにぼくが就活中に気になったのは、システムエンジニア職のスーツ率の高さ。

ぼくはIT業界をメインに見ていたのでエンジニア職の選考も受けたのだけど、多くの会社ではシステムエンジニアもスーツ指定だったのだ。

もちろんお客様と会うとか、大事な打ち合わせのときにスーツが指定されるのは理解できる。スーツを着ておけばきっちりとした印象を相手に与えられし、それはおそらく効果的なんだろう。


でもプログラムを書くときとか、社内の人としか会わないときにスーツを着る必要はないと思うのだ。

スーツはカッコいいものだけど、どうしても窮屈だし作業効率も低くなる。少なくともぼくは私服とスーツだったら、私服の方が圧倒的に作業効率が良い。

夏は暑くて、冬は寒い。そんな不便な服装であるスーツをわざわざ指定する会社が多いのはなぜなのだろうか。



正直違和感しかない。


だからぼくは、もし作業効率を本当に高めたいと思うのなら、私服でも構わないと規定するべきだと思う。

もちろん「スーツ指定だと普段着る服に悩まずに済む」という考えも理解できるので、そういう人はスーツでも構わない。

だけど私服OKとすれば、少なくともぼくのような考えの人の作業効率は上がるだろう。



そう考えれば、スーツ指定を続ける意味があるとは思えない。


それに、もし入社後に私服で勤務ができるのであれば、就活の選考だって私服で問題がなくなると思う。

みんなが同じようなスーツを着て、同じような髪型で、同じようなことを話すなんていう就活から、少なくとも服装だけは多様性に富むようになるだろう。


もちろん現時点ではスーツを着ないと選考に残れない企業もある。

それは仕方ないことだし、ぼくにとやかく言う資格があるわけでもない。

だけど社会全体が私服を許容する流れがあれば、だんだんとそういう企業は少なくなるだろう。

だからぼくは今、世の中が私服OKの風潮を持つことを強く祈っている。


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