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「一問一答形式の面接」が苦手

ぼくは就活をしていて一つ苦手なことがあった。

それは「一問一答形式の面接」。


どういうことかと言うと、

「あなたが学生時代に力を入れたことについて教えてください」とか
「あなたの強みを教えてください」とか

聞かれてそれに答えたとき、

「わかりました。それでは次の質問です。〇〇について教えてください」

というように、質問→答え→別の質問→・・・をエンドレスに繰り返す形式が苦手だったのだ。

もう少し詳しく言うと「一つ目の質問に対する回答を深掘りせずに、別の質問を投げかける」形式の面接が苦手だった。




と言われても、それが普通だと思う人もいるかもしれない。


だけど考えてみてほしい。

普通の面接であれば「私が学生時代に力を入れたこと」について話したら、面接官としては聞きたいことがたくさん出てくるはずではないだろうか。

「お店の売上をUPさせたって言ってたけど、今回実行した方策以外にも要因はないんだろうか」とか
「他にも似たようなエピソードはないんだろうか」とか

どんなに拙いエピソードだっとしても、深掘りすることはあるはずだし、その深掘りこそが面接官の役割だと思うのだ。



でも深掘りをせずに、どんどんと他の質問に移ってしまう面接官というのは存在する。

もちろん、そういう面接官には学生に対して聞かなきゃいけないことのリストが用意されていて、それを埋めるためにも質問をしているのだとは思う。

だけど、それにしても学生とのコミュニケーションをもっと大切にするべきだとも思うのだ。



ぼくが「一問一答形式」の面接が苦手な理由はここにあると考えている。

学生を一人の人と見るのでなく、たくさん応募してきた中の一人としか見ていないというか。

そもそものマインドとして学生とのコミュニケーションを取ろうともしていない態度が嫌だなと思うのだ。



さて、これを「自分ごと」として考えてみよう。


ぼくは質問をするときの聞き方に転用できると思う。

就活に限らず、何か人に質問をするとき、

「ただ聞いて終わり」ではなく、「聞く+深掘りする」ことを意識するべきだと思うのだ。


質問をする相手を「答えを教えてくれるマシーンとして捉える」のではなく、「一人の人として見て相談する」マインドを持つことができれば、より良いコミュニケーションが取れるのではないだろうか。

ぼくは、そう考えている。

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