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鴨川

京都の大水脈である鴨川。


ずっと、心を奪われっぱなしの鴨川。


京都で1番大好きな場所、鴨川。




「水に流す」という言葉があります。


全て穢れや邪悪を

川などで清めて流してしまう

というのが語源。


日本人は古来より

生活で汚れたものは川で洗い

災いや祭り、祈り(灯籠流しとか)の時に

それにまつわるモノに想いを込めて

川に流してきました。


これは水が豊富にある、日本

水の流れに美しさを見出した、日本人

ならではのこころだと思います。


だから

日本人のマインドには

「川」は外せません。


特に鴨川は

みんなの黄昏場所です。


ぼくも、その一人。


本気で悩んだときに足を運びます。



鴨川の中でも

鴨川デルタ」と呼ばれるこの場所には

とてもお世話になっています。


夏季なら

川に足を突っ込みながら

寝転んで爆睡するのが最高です。


年に何回も
黄昏る時間があるほど暇ではないので


来ても、年1回くらい。


でも、その年1回で


大きな決断を何度もしてきました。


前職の仕事を辞めると決めたのも、ココ


全ての時間を気象予報士の試験だけに

集中すると決めたのも、ココ


試験に受かる見込みもないのに

東京行きを決めたのも、ココ


毎回ココに来る自分は


全く違う人物になっている


今回も全く違う人間だった。


さぁ、次はどう出る


次、ココに来る時はどうなっている


楽しみでしかない



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