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春日影、少しずつ

どうも、たなかです。


いきなりですがこちらをご覧ください。

きょうの最低気温です。

ま〜あ今朝も冷え込みました。

主要都市でも多くの地点で氷点下を観測し、

まだ大寒の余韻が

残っているなあと感じましたね。


一方で、

お昼頃の関東の天気は快晴でして

しっかり日が差してきました。


で、日向を歩いていると、

ふと、少しばかりではありますが、

日の“暖かさ”を感じたんです。


(いいゾ!)

(いい感じに季節の変わり目に

敏感になってきている、我が肉体!)


それもそのはずです。


先週、大寒を過ぎて

立春」を迎えたわけですが、

そもそも、二十四節気というのは

日の長さ」を基準にした季節区分です。


二十四節気のひとつ「冬至」が

一年で最も日照時間の少ない日ですから、

それを過ぎれば、

一年で最も日照時間の長い日である「夏至」に向かって

日の差す時間は、長くなっていくわけです。


ですから寒いと言えど、

確実に日差しは強くなっていて

立春と冬至のころを比べると

1.5倍」ほど太陽光が強くなっています。


きょうのお昼頃撮った写真ですけども、

日の光がとても心地よかったです☺️☀️


思わず立ち止まってグッと背伸びしました。


朝晩の冷え込みは確かに厳しい。

けれども、

光差せば、春の気配を感じる。


これをロシアでは“光の春”と表現します。


冬の長いロシアでも

徐々に日が長くなってきて

空が明るくなっていく「2月」を

そのように表現するのです。


ちなみに、

日本語にも「光の春」のような

奥ゆかしい表現があります。


有名な言葉では

春陽”や“麗か(うららか)”など、

春の季語としても用いられる言葉がありますが

この言葉はどちらかというと

3月の春真っ只中のときに

使うんだろうなあと思ってます。


含まれる意味の中に

ポカポカ陽気や春の光によって目が覚める草花というようなニュアンスがあるからです。


なので、

春が立ち始めた今頃の時期に適してそうなのは

春日影”かなあと思います。


日影という言葉が入っていますが

こちらも、

春の太陽や春の日の光という意味があります。


ちなみに、影というのは

」であり「場所」ではありません。


日陰”は、日の届かないところ、ですが、

日影”は、太陽からの光を遮ったときに

光と反対側にできる黒いやつ、です。


少しずつ太陽の光が目立ってきて

太陽の光が目立つということは

日影”は対を成してくる。


それが2月ごろから

目に見えてわかってくるかなあと思って

情緒的に“春日影”がしっくりくると思いました。


まぁ季節問わず、日が差せば日影はできるけど


太陽の光を感じないと、


影はがそこにあることに気付きませんから。


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