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台風16号いよいよ接近へ〜類似台風から対策を考える〜

どうも、たなかです。

今日も引き続き台風16号についてです。

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大型で非常に強い勢力で北上中の台風16号。

この後、少しずつ北東方向に進路を変えていき

10月1日(金)に
伊豆諸島近海を通過していく見込みです。


何より
今回の台風の特徴は「大型」であるため

強風域」と「暴風域」が
大きいということです。

予報円の中心を進んでいくと

伊豆諸島は暴風域(最大風速25メートル以上)
に入る可能性はかなり高く

台風の中心から離れている関東も

特に、東京や千葉、神奈川なども
暴風警戒域」の中に入ります。

ですから

まず警戒しなければならないのが「風」。


現時点で予想されている
金曜日の最大瞬間風速は

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こちらです。

伊豆諸島では「40〜60メートル」。

関東でも
35〜45メートル」の暴風が予想されています。


伊豆諸島のアメダス観測地である八丈島の
歴代観測1位の最大瞬間風速は「67.8メートル

2位は「60.0メートル
3位は「59.5メートル

これを見ると歴代でも
トップクラスの暴風が予想されているのです。

その歴代1位の観測日は
1975年10月5日でしたが

その原因は
「台風13号」が接近・通過したからです。

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今回の台風16号は

1975年の台風13号と
似たような進路を辿ろうとしています。


ちなみにこの時
どんな被害があったかというと

負傷者は「85名」

家屋の損壊が「2,403棟(うち285戸は全壊)」

農業施設や産業などへの被害総額は
「55億円以上」

という大きな被害がもたらされました。

また関東でも被害があり

東京でも大雨となって浸水被害が多発しました。


我々は歴史から学びを得て、

同じ過ちを
繰り返さないようにしなければなりません。


もちろん、対策には限界がありますが

とにかくできることは、全て行う。

Yahoo!さんが
わかりやすく対策記事をまとめているため

ご参考にしていただければと思います。


またこれに、ぼくの考えを加えるとするならば

自分や家族が怪我や
命を落とさないためにはどうすべきなのか

これを軸にして、対策に励んでほしいです。

なんか上から目線みたいでごめんなさい。

これっぽっちもそんな気持ちはありません。

とにかく「生きる」ことが大切なんです。


具体的にはまずは
「避難」をするか?しないのか?

窓ガラスなど、薄くて割れやすいのであれば
補強すればいいのですが、

補強しても割れる時は、一撃で粉砕です。

もしガラス戸が寝床の近い場所に
あるのであればかなり危険です。

豪雨と違って
台風は風の被害も大きいですから

とにかく頑丈な建物に逃げることが大切です。

避難所でなくとも
ご友人やご近所の家でも構いません。

台風が過ぎるまでは
安心・安全な場所でお過ごしください。


それが決まれば、あとは「ライフライン」。

停電した場合
断水した場合
ガスが止まる場合など

ここはキチンとメスを入れたほうがいいです。

なぜなら、台風が過ぎたとしても

ライフラインが止まってしまうと
確実に生活に大きな支障が出るからです。

すぐにできることを挙げるなら

懐中電灯やガスコンロの用意

携帯やモバイルバッテリーの充電マックス

2〜3日分くらいの食料品(飲料水も)の備蓄

お風呂の水を貯める

すぐにできるとしたら
ざっとこんなもんでしょうか。


備えあれば憂いなし。

いざという時に、自分を助けてくれるのは

いざという時のために、

備える行動をとった数時間前の自分です。


あなたの命が一番大切です。

自分にとって必要な対策を
早め早めにお願いします。

明日も台風情報をお伝えします。

何卒よろしくお願いします。

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