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出口の見えない大雨

どうも、たなかです。

まずは避難情報から。

現在熊本県「菊池市」と「玉名郡和水町」に

警戒レベル最大「緊急安全確保
が自治体から発表されています。

これはもうすでに災害が起こっているか

この後災害が起こる可能性が
極めて高い場合に発生される情報です。

一刻を争う状況ですから

ご家族、ご親戚、ご友人の方など
いらっしゃればすぐに連絡して下さい。

また、九州各地
避難指示」が出ている所がありますので

下のURLにある
「避難情報」にアクセスしていただき

必要であればすぐに避難して下さい。

よろしくお願いします。


これだけ
避難指示や緊急安全確保が出ていると

すでに
土砂災害や浸水被害が起こっているということ。

これまでの雨量をみていくと

この2日間で300ミリを優に超える
雨量となっている所があります。

熊本は昨日もお伝えした通り
8月1ヶ月分の平均総降水量が「195.4ミリ

ですから
もう倍くらいの雨が降ってるということ。

一気にそんだけ降られたら
さすがに街の排水機能が追いつきません。

この後も、大雨の止まる気配がありません。

今後24時間の予想される雨量が多い所で

九州北部は300ミリ

九州南部や中国・四国で250ミリ

まだまだ油断できない状況となっています。


さて、気になるところは

なぜ、こんなことになっているんだ?
ということだと思います。

原因について少し触れると

日本の南にある太平洋高気圧が

全くと言っていいほど
動かないことが大きな原因です。

この高気圧が動かないと
何が問題になってくるかと言いますと

熱帯低気圧や台風がよくできる
熱帯の海面上」由来の

大雨の材料となる
非常に暖かく湿った空気が
日本列島に流れ込みやすい状況

となって

さらに、高気圧が動かないことによって

止まることなく
持続的に送り込まれることになります。


ですから
太平洋高気圧が北か南に動いてくれないと

この大雨に終わりがないということです。


じゃあいつになったら動いてくれるだ…

という話になりますよね。

こちら、向こう1週間の予想天気図です。

この天気図に
ぼくなりの解析を入れていきますね。

もう

🤦‍♂️

こうしたくなります。ほんとに。

前線も高気圧も全く退く気配がありません。

ぼくの解析だけじゃ心もとないと思うので

週間予報を見ると、こんな感じです。

北から南まで本州は
どこで大雨になってもおかしくありません。


今後の雨雲予想を見ると

明日も九州を中心に大雨になるおそれです。

局地的には命の危機を感じるような
土砂降りの雨が降る可能性があります。

しかもそれは
あなたの街で起こるかもしれません。


土砂災害に厳重に警戒し
低い土地の浸水や河川の氾濫などに
警戒して下さい。

むやみやたらに
山や崖、川には近づいてはいけません。


災害が起こる時は「一瞬」なので。


どうか、ご安全にお過ごしいただくよう

よろしくお願いします。


※参考

☝︎最新の雨雲の状況☝︎

☝︎危険度分布☝︎

☝︎ハザードマップポータルサイト☝︎

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