身体から緩めてもいいし、心から緩めてもいい。でも両方緩めていくと変化の速度は速い。

私自身、身体から緩める事を始めた人間だ。
施術を受けて、セルフケアをして…恐らく…ゆるっと。に来てくださる方に伝えている事をわたし自身ずっとやってきたし、今もなお形を変えてやり続けている。

そして、なかなか緩まない身体は、心が影響しているんじゃないかと思っのは、施術をするようになって色々なお客様を見るようになってからだ。

その頃から、わたし自身も自分の心と向き合う事を始めて…セッション（施術相当）を受けたり、自己内観（セルフケア相当）をしたり。

そして、セッション・内観を続けてどの位経った頃だろうか？
心が緩んだ時に、身体が大きく緩む経験をして私はいたく感動したのを覚えている。何故ならその緩みは、施術でもセルフケアでも緩みにくく、こんなもんだと諦めていたものだったから。

なんだ、身体を緩めなくても、心と向き合い続ければ身体も緩むんじゃん！

そう思った私は、それから数か月施術もセルフケアもしないで心と向き合う事だけをし続けた。その結果…私の身体は、数年かけて緩めてきた身体だったのにガッチガチのボロボロになって動けなくなったのだ。

そしてまた考えた。
何故こういう事が起きたのか。

この答えが言語化出来るようになったのは、自分の身体の状態と心の状態の連動を体感として感じ取ることができるようになった頃。

【過去】の心の状態が、【今】の身体の状態として現れる。
【今】の身体の状態は、【今】身体のケアとして対応していく必要がある。

【今】身体のケアをする事は、【過去】の自分に身体を通して寄り添う事になる。
【今】自分の身体に寄り添うことで、【過去】の自分の心と向き合いやすくなる。

＜緩める、という事は、ゆるす事＞

というのはそういう事。

仮に、今の身体の状態に対応せずに過ごした時、どういう事が起こる可能性があるか…

辛い身体の状態の時の心の状態は健康だろうか？
辛くない状態の時と同じ考え方や行動や選択ができるだろうか？

辛い状態で選んだ事は、そのまま、未来の状態となる。
【未来】の身体の状態は、【過去に相当する今】の心の状態だ。

昔、私が数か月セルフケアをしなかった時に身体がボロボロになった理由が分かるだろう。
※ちなみに今は4-5日セルフケアをしなくても緩んでいる状態になってる

【今】身体を通して【過去】の自分に寄り添うことで、自分自身の内面と向きやすくなる。
【過去】の自分の心と向き合い、癒され、昇華されたとき、【今】の身体に影響が出にくくなるのだ。

これを繰り返していくと、過去と今のタイムラグが短くなっていくのを感じるようになる。

ちょっと前に感じた事が、少しして身体に現れたり
頭で考えていたことと本音が違う事に身体を通して気づけたり
そんな風に変わっていけるのだ。

心と身体は密接につながっている。
だからこそ、身体から緩めてもいいし、心から緩めてもいい。
けれど身体に出てしまったものは今現在対応する必要があるし、いずれ心とも向き合う必要は出てくるだろう。

だからこそ、両方を緩めた場合、変化の速度が速くなるのだ。

もしもあなたが
身体が楽になるのはもちろんの事、そのほかに

・生きやすくなりたい
・変わっていきたい
・自分らしく生きたい
・心身楽になりたい　　等々

と願い、その変化を速めたいと思っているなら…

今、心と向き合っているけど、不具合のある身体とは向き合ってないなら、身体を緩めるという事もしてみませんか？

今、不具合のある身体とは向き合っているけど、心と向き合ってないなら、心と向き合う事もしてみませんか？