【神戸電鉄】2022年05月 大池駅 上りホーム側 駅舎新築工事開始
2020/9/15から開始された神戸電鉄 大池駅のバリアフリー化工事。
下り線(有馬・三田方面)については構内踏切を廃止し、
下り線専用駅舎を新築することでバリアフリー化を図っており、
2021/2/1から下り線専用新駅舎の供用が開始されました。
一方の現行駅舎は、上り線専用駅舎として引き続き使用されてきました。
上り線専用駅舎は隣接する神鉄タクシー待機場からも入れるので、
以前から一応バリアフリーの状態ではありました。
しかし、駅舎の築年数が約56年ということで陳腐化が進んでおり、
寂れた感は否めませんでした。
そこで、神鉄と神戸市では上り線専用駅舎の建て替えと駅前再整備を計画。
神戸市が公表した「令和3年度当初予算」に関する資料を基に、
当ブログでも2021/3/2に記事として取り上げました。
⇒【神戸電鉄】2021年02月 大池駅上り現行駅舎建て替え&駅前再整備決定!
2021年2月には駅舎建て替えと駅前再整備が明らかになっていましたが、
2022年4月になって漸く上り線専用駅舎の建て替え工事が始まりました。
…ということで、
2022/5/3に工事開始の様子をを見に行ってきました。
駅舎の隣にあった神鉄タクシー乗り場が閉鎖されていました。
タクシー乗り場は踏切を渡った先、郵便局の隣に移動となりました。
タクシー乗り場だった場所は封鎖され、
資材置き場やプレハブが建てられています。
ちなみに2021年4月時点のタクシー乗り場はこんな感じ。
タクシーの待機スペースと、一番奥に駐輪場がありました。
今回の工事開始とともに、奥にあった駐輪場は撤去され…
駐輪場は旧タクシー乗り場の入口付近に移動となりました。
旧タクシー乗り場の西半分(道路側)に仮駐輪場やプレハブなどが配置され、
東半分(崖側)は更地のスペースが空けられた状態となっています。
ついに始まった上り線専用駅舎の建て替え工事。
現行駅舎内には新駅舎の外観イメージが掲示されていました。
円形の大きな屋根が特徴的な駅舎となってます。
こちらは神戸市発行の広報誌からの抜粋。
こちらの方が全体的なイメージが掴みやすいですね。
現在、上り線用トイレと駐輪場がある位置に新駅舎とトイレを新築。
現行駅舎・自販機コーナー部分にスロープを設置しバリアフリー化。
また、駅舎を崖側に下げることにより、歩道と踏切のスペースを確保。
踏切を拡張することで歩車分離を図っています。
駅前広場にはタクシー乗り場と駐輪場が再整備される予定です。
工事期間は2023年3月末まで。
状況により期間延長もあるそうです。
最後に余談ですが…
神戸市が2021年2月に公表した
「令和3年度当初予算案のポイント」(PDF)でのイメージ図はこんな感じ。
デザインが全然違いますね(笑)
駅に掲載されていた最新のイメージ図には
「外観は今後変更する場合があります」と記載されているので、
最終的にどんな駅舎になるのか楽しみです。
今後も大池駅の様子を観察していきたいと思います。
<関連記事>
★ 2020年10月時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2020年10月 大池駅 下りホーム側 駅舎新築工事開始
★ 2020年12月時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2020年12月 大池駅 下りホーム側の新駅舎 姿を現す
★ 2021年1月中旬時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2021年01月 大池駅 下り線新駅舎 2/1より供用開始決定
★ 2021年1月末時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2021年01月 大池駅 下り専用新駅舎 供用開始前日の様子
★ 2021年2月上旬時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2021年02月 大池駅 下り専用新駅舎 供用開始1週間後の様子
★ 2021年3月下旬時点の大池駅の様子はこちら
⇒【神戸電鉄】2021年03月 大池駅下り新駅舎新築工事完了!今後は上り現行駅舎建て替え&駅前再整備へ!
★ 当サイトの掲載記事をカテゴリー別にまとめてます
⇒【カテゴリ別 記事一覧】 鉄道会社別 一覧
<お気に入りサイト>
★ 鉄道模型 情報サイト
⇒・鉄道模型 けんさくブログ
★ 鉄道ファンのための “みんなで作る” 鉄道情報サイト
⇒・鉄道コム
★ 鉄道ブログ ランキングサイト
⇒・日本ブログ村
最後まで読んでいただき、ありがとうございます! スキ(いいね)・SNS共有・サイトフォロー・サポートなどをしていただけたら活動の励みになります。 皆様からの貴重なサポートはブログ執筆の活動費に使わせていただきます。