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カカオとウィスキーは絶対正義

ロンネフェルトの"アイリッシュモルト"というフレーバーティーがある。カカオとウィスキー風味の、ミルクティーがよく合う紅茶だ。

先日からWEBで開催されている阪急うめだのワールドティーフェスティバルについてのツイートを眺めていた時に、「ミルクティー好きならこのアイリッシュモルトが抜群にうまい!」というような内容を見かけて。「カカオとウィスキーなんて、飲むまでもなく絶対好きなやつ…」と興味を惹かれ、買ってしまった。

最近は物撮りにハマっているので、さっそくパチリする。(といいつつ、まずは味が気になりすぎて本能のまま開封して飲んでしまったので…パッケージにシワが…)

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ちなみに他には何を買うか…と迷っている間にアイリッシュモルトは速攻で売り切れていたので、これは仕方なく阪急とは別サイトで購入したもの。開催時間からまだ1時間ちょっとだったのに品切れとは、どうやら好きな人の多い人気の商品らしい。


さて、届いた憧れの紅茶には"とろっとした秘密のロイヤルミルクティー"なるレシピが同封されていた。

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わざわざ人気第1位とまで書いてあるのだから、これは作ってみねばなるまい。

さっそくレシピの通り準備していくが…使用する茶葉の量が、普通に淹れるよりもかなり多い…。安い紅茶ではないので、これはちょっぴり思い切りが必要だ…。しかし躊躇う心を、"秘密の"というワードがくすぐってくる。それに繰り返すが、なんたって人気第1位なのだ。

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そうまで言うなら、この量の茶葉を使う価値があるんだろう…と信じて。示されるがままに茶葉を入れ、お湯を入れ茶葉を蒸らす。

撮影の時は外してあるけれど、やる気はバッチリ。ちゃんとタオルをひいてティーコージーもかぶせての、本格的な蒸らしである。

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時間通りにしっかり茶葉を蒸らしたら、次はたっぷりの牛乳を注いでいく。お湯の5倍も入れるなんて、冷たい牛乳に弱い自分はお腹壊しそう…と思いつつも。ここまで来たら、もう引き返せない。

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真っ白な牛乳が、どんどん色づいてくる。

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とはいえ思考の大半はそんな情緒的な感想よりも、牛乳をこぼしやしないか…という心配で占められている。右手で大きなカメラを構えながら、左手で牛乳を注いでいるのだ。ちょっとでも油断したら、撮影用のファブリック類やドライフラワーにぶちまけかねない。

忘年会でトレイに乗せた人数分のラーメンを持って階段を上ろうとすると、「怖いけん、変わろう…?」と友達から申し出られた女である。左手で牛乳なんて、その彼女が見ていたら絶対に手伝いを申し出るであろう危険行為だ。

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しかしそのように案じられたのは、もはや過去のこと…!今の自分は己の粗忽さ具合をよく知っており、細心の注意を払える冷静沈着な大人なのだ。ミッションを無事完了させ、またしばらく蒸らしタイムにはいる。

そうして出来上がった"とろっとした秘密のロイヤルミルクティー"が、これだ。

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お湯は少量、ほぼ牛乳な代物なので。たしかに謳い文句の通りにとろっとしていて口当たりが大変にまろやかだ。普段飲んでいるミルクティーとは、もはや別物だと言えよう。

ただ個人的な好みを言うならば…

牛乳単体はあまり好きではなく、チョコのコーンフレークの残った牛乳などもあまり好まない自分には。いつも通りのミルクティーの方が良いかな、と思えてしまった。むしろこれを作った後に茶葉がもったいないからと淹れた2煎目で、普通に作ったミルクティーの方が好きだったという…。

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ただ、この紅茶自体は大好きだ。めちゃくちゃ気に入った、最高に良い。

ストレート、ミルクだけ、ミルクと砂糖とあれこれ飲み比べてみたけれど。温かい濃いめのミルクティーに砂糖しっかり、というのが個人的には1番美味しい。ストレートだとカカオの香りと苦味が立つので自分は少し苦手、しかし甘い物が好きではない人ならばスッキリしてこちらの方が良いというだろう。ミルクを足すと一気にまろやかになり、苦味との距離感が適正化される(自分比)。砂糖を足すと、その甘みのおかげかウィスキーの風味が増したかのように感じられる。この風味を感じる為には、アイスではなくホットで飲むのがベストだろう。

いや、ほんと美味しい。
デザートは食べなくていいから、これが飲みたい。

フレーバーティーや癖のある香り、それから甘さが苦手な人にはお勧めできないとは思うけれど。カカオリキュールやココアが好きな人には、ぜひ飲んでみて欲しい紅茶だった。

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届いたその日から毎日2杯も飲んでしまっている自分が言うのだから、心当たる人にはどうか試してみて欲しい。


<個人的に1番美味しい淹れ方>
日々あれこれ試しての、備忘録。
茶葉の量は普通の1人前(3g)で、蒸らし時間は6分。ポットにそのままミルクを垂らし、さらに数分蒸らす。お砂糖はティースプーンに軽めの盛りで、ミルクはそんなにたっぷりは淹れない…というのが1番ウィスキーっぽいフレーバーになって好みだった。
さらにウィスキーをティースプーンに半分ほど垂らすと、好き度ましまし…


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広島で、大人から子供まで人物の出張撮影をしています。自然な情景を、その時間を…切り取って残したスナップ写真は、お客様だけでなく自分にとっても宝物。何かありましたら、ぜひどうぞ!

ユルリラム
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