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「優しさ」を節約する生き方

皆さんは「優しさ」という言葉に関して、どういう思いをお持ちでしょうか?

幼い頃から「他人に親切をすれば、いつか自分に帰ってくる」という言葉を聞かされて育った人も少なくないでしょう。
しかし、学校や職場など社会の中で、家族ではない全くの他人に「優しく」接すると、自分の体力を削られてしまうと僕は感じます。

この現象から考えられる事実はなんでしょうか。

肉体を酷使すると身体が怠くなってしまうのと同様に、他人へ親切をしすぎると心が疲弊してしまうのではないかと、個人的には考えています。

つまり、
優しさはお金のようなもので、浪費すればするほど貧乏になっていく
ということです。

具体例を挙げてみます。

接客業などの対人コミュニケーションが必要とされる仕事を一生懸命、頑張った。1日中、仕事に従事した結果、優しさの貯金はすっかり枯渇してしまった。帰宅後、家族に対して使ってあげられる優しさが残っていなかったため、何気ないことで家族にキレてしまった。少し時間が経ち、気持ちが落ち着いていくると、「通常の状態であれば、こんなことで怒ることなんて無いのに…」と、後悔が押し寄せてきた。

みたいなことが、起きてしまうのではないかと予想します。

確かに世の中には、誰にでも無限の優しさを与えられる人がいるかもしれません。偉人であればヘレンケラーみたいな人でしょうか。

僕はそのような人に実際に出会ったことはありませんが、その方は
「優しさという資産を生まれながらに沢山持っている」
と考えられます。

資産家・運動神経抜群・高身長・美男美女・勉強得意・音楽家系…etc
生まれながらにして、人には他人より秀でた特徴が何かあると思います。

「優しさ」もその一つと言えるでしょう。
ですから、他人に優しくすることが不得意な人も存在して当然です。

自分の持つ特徴をしっかり理解して、優しさの代わりに、他の長所を伸ばせば良いのです。

僕はこのように考えることで、言葉は悪いかもしれませんが
「無駄に優しくする」ことを控えるようにしています。

1日を過ごす上で、どのタイミングで、どれだけの優しさが必要になるかは、誰にも予想できません。

ここだ!というときに、適切な量の優しさを発揮できるようになりたいものです。

この文章を書いていて、本当に、お金に対する考え方と同じだなぁと、改めて思いました。

少しでも人生を楽に送るための一助になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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