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東京の離島へ行ってみよう!part1【離島バーチャルツアーvol.001】

東京には伊豆諸島小笠原諸島と離島がたくさんあります。
日本の離島へ行った気分を味わう「離島バーチャルツアー」の第一弾として、今回は東京の離島へ行ってみたいと思います。

どこに行く?

そう。いっぱい島があるので困ってしまいます。
東京都港湾局で紹介されている11島(下図)。ここは一般の交通手段で行ける島ということで、この11島を優先的に、それに「その他」を加えてサイコロふってみます(笑)

東京の離島

出典:東京都港湾局


〇サイコロのルール
1回目:奇数か偶数か?
2回目:奇数・偶数のそれぞれの番号で決定
奇数:1.大島、2.利島、3.式根島、4.新島、5.神津島、6.三宅島
偶数:1.御蔵島、2.八丈島、3.青ヶ島、4.父島、5.母島、6.その他

サイコロのルールはこんな感じで。
では、1回目ふります!!(※サイコロはブラウザサイコロを使用)

サイコロ_青ヶ島01

6!偶数なので「1.御蔵島、2.八丈島、3.青ヶ島、4.父島、5.母島、6.その他」になります。では2回目!!

サイコロ_青ヶ島02

3!!
では、青ヶ島に行ってみましょう~!!


青ヶ島への旅

ではさっそく、一気に上空へ飛びます!

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スーパー地形(カシミール3D)より抜粋。
なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト
※トップ画像や以下の地形・地図画像すべて引用もとは同じです。

伊豆半島の南に島がたくさん並んでるのは分かるのですが、青ヶ島、どこ??

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国土地理院地形図をかぶせました。
一番南にありました!小さめの島ですね。
ではアップで見てみましょう。

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北が八丈島、南が青ヶ島です。
さあ、ここから少しずつズームします!!

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おや?なんだかちょっと可愛い。
まるで頭巾をかぶったキャラクターのようです(笑)

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うおおお!面白い地形ですね!!
カルデラの陥没の中に新しい山体ができています。
また北部には溶岩台地のような緩やかな地形が見えますね。

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この縮尺だと見えにくいですが、北部の台地に集落があるようです。


青ヶ島の御案内

ここで一旦、青ヶ島の御案内を。

青ヶ島_東京都港湾局

出典:東京都港湾局

綺麗な航空写真がありましたので引用させていただきました。
伊豆諸島の有人島としては最南端だそうです。

〇人口
人口170名、113世帯(令和元年8月1日現在:青ヶ島村役場サイトより)

〇アクセス
海路・空路とも八丈島経由になります。詳しくは以下リンクをどうぞ!

http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/access/

民宿は7軒(うち1軒は休業中)、キャンプ場(コロナで利用中止中)もありますし、是非行ってみたい!

昨年アメリカのウェブサイトで紹介された影響で外国人観光客が殺到したのだとか。でも今はコロナの影響で外国人観光客はいないので、行きやすいかも知れません。
青ヶ島では7月1日から観光客の受け入れを再開したそうです。


青ヶ島の地質

立派なカルデラが見える火山島ですから、やはり火山系の地質です。

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青ヶ島火山地質図(1万分の1:産業総合研究所より)

地質は主に玄武岩安山岩もあるようです。玄武岩はドロドロ具合が小さく流れやすい溶岩になります。安山岩は中間です。
北の方に古い火山があり、その上に約3500年前以降の火山噴出物が堆積してほぼ今の火山島のカタチになったようです。
溶岩降下堆積物(火山噴出物が落下してたまる)がメインのようです。

またカルデラ内の山体(オレンジ色)は火砕丘(かさいきゅう)で、1781~1785年(天明元年~天明5年)の噴火でできたものです。この時、その周囲に溶岩も流れています(濃いピンク色)。
(※産業総合研究所の解説文より)
火砕丘とは噴石などが落下してたまってできた円錐状の丘のことです。


3D画像を見る!

それでは最後に、3D画像をお楽しみください!

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空中写真はちょっと暗めですね。

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まるで船のようですね。カッコいい!!

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真ん中あたりに緑色のテントみたいなのありますが、取水施設のようです。


以上、お読みいただきありがとうございました。

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