書籍メモ『自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方』3

【子どもとつながる聞く習慣】
01.子どもがのびのび育つ、アクティブ・リスニング(傾聴)
○家庭は子どもたちがコミュニケーション力を学ぶ最初の場所
○「あなたのことを認めている」というメッセージが非常に重要
○アクティブ・リスニング
︎✦︎相手に100%の注意を向ける
︎✦︎その人の話を無条件に聞き入れる
→「自分の話を批判されず、理解してもらえている」という安心感
→言い訳や駆け引きすることなく、自身を振り返る
→自ら解決策を考える機会をもてる

02.アクティブ・リスニング4つのポイント
①ボディ・ランゲージ
(表情・アイコンタクト・姿勢)
②無条件の受容精神
(興味・態度・信頼・分離)
③反映力
(反復・言い換え・明確化・要約)
④コミュニケーションのバリケードに気をつける
①ボディ・ランゲージ、SOLER原則
S=Square(真正面):相手の正面に座る
O=Open(オープンな姿勢):足や腕を組んだり、手遊びをしたりしない
L=Lean(もたれる):相手に体を傾ける
E=Eye contact(アイコンタクト):相手と目を合わせる
R=Relax(リラックス):ソワソワせずに、落ち着きを保つ
②無条件の受容精神
・心から興味を持つ
・真摯に受け止める
・信頼する
・自分と切り離す
③反映力
○気持ちや問題を反復・要約し、同じ温度で理解してあげているかを確認するプロセス
・言葉を繰り返す(反復)
・別の言葉で言い直す(言い換え)
・明確にするために質問(明確化)
・要点を簡潔に聞き手の言葉でまとめる(要約)
④コミュニケーションのバリケード
○ジャッジしない
○解決してあげようとしない
○話をそらさない

03.アクティブ・リスニングをやってみよう
○子どもが受け入れてもらったと感じる
○親と気持ちや問題を共有しやすくなる
○大人の価値観や判断というフィルター
○子どもの世界に寄り添い、心から耳を傾ける

04.子どもとぶつかる7つの習慣
○選択理論心理学
○「人間関係を良好にする習慣」と「人間関係を破壊する習慣」それぞれ7つある
・関係悪化
①批判する
②責める
③文句を言う
④脅す
⑤罰する
⑥目先の褒美で行動をコントロールする
⑦がみがみ小言を言う

○「子どもをコントロールしない」原則に立ち返る
「ああ、またやった!そうやっていつもこぼす!どうして両手で持たなかったの!」(文句を言う、批判する、責める)
「次こぼしたらデザートあげないから」(脅す)
「次上手にできたらシールあげるよ」(褒美)
「今度はこぼさないでよ、ねえ、聞いてるの?…etc」(がみがみ小言)
○ぶつかる習慣→外側から大人の都合のよいようにコントロールしようとする
○楽しさや喜びを共有したいと思える相手でなくなってしまう

05.子どもとつながる7つの習慣
①応援する
②励ます
③傾聴する
④信頼する
⑤尊重する
⑥違いを話し合う
⑦受け入れる
○つながる習慣で劇的に変わる
「気をつけていてもこぼしてしまえこともある」(受け入れる)
「どうやったらこぼさないようにできるか一緒に考えてみよう」(応援する)
「そっか、コップが濡れていたから手が滑ったのね」(傾聴する)


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