書籍メモ『自分でできる子に育つ 最高の言葉かけ』3.共感性をはぐくむ会話

【他社視点を養う】
〇お互いの視点を理解し、気持ちを共有し、相手のために行動するには共感性が必要
〇共感性という概念の定義を明確にする
・高い壁を作らず、外界の侵入を受け入れる
〇深く、有意義なつながりと絆
〇共感し、共感を示す
〇脳内ネットワーク内で完結する処理ではない
〇発端はミラーニューロン
〇ダニエル・ゴールマン、ポール・エクマン
〇共感の3つのパート
①認知的共感←他者の視点に立つ
②情動(感情)的共感←他者と同じ感情を抱く
③温情的共感←心を動かされ手を差し伸べる
 3つすべてを身につける必要がある
〇共感の理屈を理解するだけでは共感は生まれない
〇共感性の発達段階は様々な要素
〇絵本「ダニエル・タイガー」
〇相互質問←「誰もが自分と同じではない」「自分が世界の中心ではない」と理解していることの表れ
〇推論「行間を読む」=共感の鍵
〇感情の達人→あらゆる感情を歓迎
〇イエール大学マーク・ブラケット『Permission to Feel』
〇感情の裁判官ではなく科学者を育てる
〇RULER
・認識(Recognize)
・理解(Understand)
・名付け(Label)
・表現(Express)
・調節(Regulate)
〇異なる共感性のプロフィール
〇自閉症の多くは失感情症
〇自分の感情を理解し名付けることが苦手
〇共感性に関する強みと弱みを把握
〇独自のパターンで進化するのを見守る
〇最近の子どもは共感が苦手
〇共感的配慮(心配する気持ちのレベル・視点取得のスキル)の指数低下
〇社交に関するポジティブな気持ち=対面のコミュニケーションにかけた時間
〇共感性を長期的にはぐくむ=自己認識を深める
〇言葉や行動の影響、自分の与えた傷の認識
〇共感性をはぐくむうえでの足かせ「2つの誤解」
・共感性は固定的な資質
・共感性は親が与えるもの
〇文化から刷り込まれた教訓
〇対話→経験から学ぶ→自発的な行動
〇イライラさせられる瞬間でさえも、共感について話し合うチャンスはある
〇自分にも共感の目を向ける
〇クリスティン・ネフ
〇セルフ・コンパッション
・自分に愛情のこもったポジティブな言葉かけ
・羞恥心、罪悪感、自責の念の悪循環を止める
・感情を言葉で説明する
・批判的な口調は避ける
〇心の理論
・「他者は自分と違った感じ方や考え方をするかもしれない」という認識
・誤信念課題(サリーとアン課題)
〇子どもが示す共感と親が示す共感の2つから成り立つ
〇自分の基本的な欲求が満たされてなければ、共感したり共感を示すのは難しい
〇ジェネレーション・マインドフル
〇マインドフル・ペアレンティング
〇リフレクティブ・リスニング
4つのP
・謎解き(Puzzle)
・切り分け(Piece apart)
・絞り込み(Pare Down)
・出力(Process)
〇感情の回想(emotional reminiscing)
・過去のストレス・ネガティブな出来事を語る
・その出来事を乗り越えたレジリエンスを強調しながら次回に向けて策を練る
〇『EA ハーバード流心のマネジメント』スーザン・デイビッド
〇感情をとことん味わったうえで、なおできることがあると思い出す
〇共感構築する上でのNGと解決策
①感情に判断を加える「あなたはこう感じるべきだ」→あらゆる感情を受け入れる「あなたはどう感じてもかまわない」
②感情の同一視「あなたはこう感じている」→感情を区別する「私たちは同じように感じてるとは限らない」
③恥をかかせる「そう感じるのは恥ずかしいことだ」→消化させる「自他の気持ちが最初から理解できなくても、良い感情だと思えなくてもかまわない」
④孤立させる「そう感じるのはあなただけ」→寄り添う「この感情を一緒に乗り越えよう。感じ方が違っても私たちの心は一つ」
〇家庭にある感情の文化に気づく
〇思考・行動の両面で「共感的な冒険をする」
〇『if』(もし〜なら)を取り入れる
〇『間違いだらけの子育て』ポー・ブロンソン
「子どもが最もミステリアスなおきこそ、私たちお世話係は新しいことを学べるのだ」


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