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80歳を迎えたポリーニ、再びロンドンへ😍地下鉄全面スト下でも満席&オールスタンディングオベーション!

「ロンドンに住んでいることのメリットTOP 10」、いや「TOP 5」に入るであろう点が、「毎年ポリーニのコンサートに行けること」♪ピアノ好きの方ならご理解いただけるかと思います✨

「ぽ、ぽりーに?って何?」という方のために申し添えると、マウリツィオ・ポリーニはイタリア出身の名ピアニスト。

18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールに審査員全員一致で優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取る。

って、かのルービンシュタインにそんなことを言わせるなんてどれほど見事だったのかと、想像するだけでも鳥肌ものですが…。わたしが知っているのは円熟期の演奏で、子どものときは毎日聴いていたほど大好き。いつか本人の演奏を間近に聴ける日が来るなんて、夢にも思わなかったのです。

それが、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにはこの時期に毎年ポリーニがやって来て名演奏を聴かせてくれるので、この国のピアノファンはたとえ矢が降っても駆けつけるのですよ。過去2年間はにっくきパンデミックのせいでコンサートがキャンセルになったのですが…。今年はとうとうっ!とうとう、ロンドンにお戻りになりました、いえーー🥰🥰🥰🥰🥰

しかし、当日はなんとロンドン地下鉄が終日スト!公的に「大きな混乱が予想されるため、可能ならば自宅勤務を」とも呼びかけられていましたが…。は?たとえ雨の中をえんえん歩くことになっても、ポリーニを聴きに行かないなんてありえないでしょ?と着物姿で上機嫌で出かけてきました。そして、他の聴衆もその思いは同じだったようで…💓

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