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「外国語を話すときに性格が変わる」は本当か?🤗

今日もいただいた質問にお答えします。

「同じ人でも英語を話すときは人格が変わる」とよく言われますが、自覚することはありますか?または、努力して人格が変わったように見せているのでしょうか?

これ、たしかによく聞く話ですよね。たとえば、英語で話すときは陽気でキッパリYES/NOを言える性格になるとか…。

結論から言うと、そういう方もいるかもしれませんが、わたしは言語によって自分の性格が違うと感じたり、キャラをつくったりすることはありません。常に100%「いつものわたし」です(笑)。

ただ、外国語を話さない方が見ると「性格が変わっているように見える」理由は推測できるので、以下にいくつか挙げてみますね💓

①言語による発音や高低の違い

たとえば、中国語や英語、イタリア語を話すときには、メロディーのような高低がつきます。それが正しい発音であり、その高低がなくなると通じなくなってしまうからです。一方、日本語やフランス語は高低の少ない、フラットな言語と言えます。

また、ドイツ語やロシア語、中国語のように日本人から見ると「キツく感じるかもしれない発音」が含まれている言語や、イタリア語やスペイン語のように「明るく陽気に聞こえる発音」が含まれている言語があります。

そのような言語的な特徴により、各言語に親しんでいない方が聞いたときに「わー、陽気な感じ」「なんだか厳しそうな感じ」という印象を受け、それが「性格が変わった」という誤解につながる場合は多々あるかと。

ちなみに、わたしがロンドンで何かの必要があって英語から日本語に切り替えると(お店の人とちょっと日本語で話すなど)、日本に興味や接点がない外国人の友人は「わぁ、日本語を話しているときのユリってエレガントな感じがする…!!」と驚いたり😂わたしが「カジュアルな英語」から「日本語の敬語」に切り替えたから、そう見えたんでしょうね。

②各文化の伝え方の違い

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