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ほとんどの人間関係の悩みは「適切な距離」で解決できる(と思う)

ストレスの大部分を占めていると言われている人間関係。わたしは親しい人たちに「『もののけ姫』のサンみたい」と言われるくらい、基本的に人と交わることなく、ロンドンの山奥で巨大なノルウェージャン・フォレスト・キャットや木霊と暮らしているのですが(笑)。たしかに周囲に人間が少なければ、人間関係の摩擦は生じようもありません。

「いや、でも一人ぼっちだと寂しいでしょう?」と思われる方も多いでしょうが、それはそのとおり。わたしは少なくとも山奥の一軒家で自給自足生活とかには惹かれません(めっちゃ不便そうだし…)。

というわけで今回は、周囲の人々とは遠すぎず近すぎない「ちょうど良い距離」を保っていけると良いですよね、というお話。同じように周囲に人が多いとストレスを感じるタイプの方にお読みいただきたいです😊

①子どもや若者は逃げ場がなくて大変だ

基本的に「家庭」と「学校」で過ごす時間がほとんどである子ども時代は、人間関係でストレスを感じやすい人には苦行であることが多いもの。もちろん、家族や先生、クラスメイトすべてに恵まれれば最高ですけど、なかなかそんなミラクルは起こりませんよね(笑)。

わたしは不登校や引きこもりとまでは行かなかったものの、学校に行く前に頭痛や発熱が生じることはけっこうあって、とくに中学時代はそれで欠席が多かったんですよね。周囲には「体が弱い子」と思われていましたが、今振り返ると単純にストレスだったのではと思ったり…。なので、今でもそういう、わりと繊細なタイプの子どもや若者には心底同情・共感します。

さらに、社会人になっても最初から独立できる人は少ないので、とにかく何か会社や団体に属する人が大半で、そこでもやはりいろんな人の中で揉まれることに。しかも「新入社員」という弱い立場なので、これまた大変な状況です。

②徐々に「自分の居場所」を確保できるように

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