なぜ、私はそれでもLayerXなのか?
こんにちは!!!株式会社LayerXのSaaS事業でフィールドセールスをしておりますいとゆり(@ito0aiueorange)と申します。
入社して2ヶ月とすこし、移りゆく季節を眺めながら、入社エントリとしてなぜLayerXに辿り着いたのか?を残していきたいと思います🌸
まず、 "私の目線" の特徴はこのようなところかと思います。
・LayerX SaaS事業のセールス組織において、女性としては第一陣でジョイン
・大手企業とベンチャー/スタートアップの横断キャリア
・今年、30歳になりました(そこそこミドル層)
しかしながらとかく!!!どなたでも!!!
特に、"スタートアップのビジネスサイド" にご関心がある方に
お読みいただけると嬉しいnoteになっております!!
それでは、まず私が一体何者かにつき簡単に自己紹介をさせていただきます。
このような人間でございます。
直近では、大手生命保険会社で事業開発と新規営業組織の立ち上げをしておりました。
一方で、過去スタートアップのお客様の事業成長を支援していた経験もあり
外部からの支援に留まらず実際に中に入って戦略〜実行までやってしまいたい、とスタートアップへジョインするチャンスを窺っていました。
その際、特に重視していた軸は以下のようなものです。
(今振り返ると大変お恥ずかしいのですが。。)
そもそも、なぜ私がスタートアップへの志向性があったのか?という点は2点あります。
全く性質の異なるBtoB SaaS企業(業界、対面の管掌範囲、単価等)を2社経験させていただき、自分のケイパビリティ(能力)が拡張した実感があったから
(=ストレッチではあるが、今なら挑戦できる)自分のキャパシティ(労働力)とケイパビリティ(能力)の期待値の頂点が、30代前半に到達する※と考えていたから
(=今しかできない挑戦の可能性がある)
※語弊なきように補足させていただきますと、
ケイパビリティ(能力)は経験により獲得し続けられるが、キャパシティ(労働力)に関してはライフイベント後の不確実性が高いと、当時はリスク要因として想定していました。
ただし、とあるきっかけで、そこからは大手生命保険会社の新規事業組織にジョインをさせていただくことになります。
外部資本ではなく、本体からの出資により事業をつくることになりますが、
この一点が特異である以外はすべて期待以上のチャンスをいただきました。
実際に入社すると、大企業の本気をまざまざと感じることになります。
組織には、戦略コンサルの歴代最速プロモーターもいれば、スタートアップCxO、事業責任者が続々と同僚として入社しておりました。
その中でプレイヤーとしての営業はもちろん、営業戦略〜実行、採用からオンボーディング、体制構築、Salesforceの導入と整備など
その他ほぼ思い出せないほどいろいろとやらせていただきました。。
少数精鋭とはまさにこのことであると感じましたし、とても大変(真顔)でしたが濃厚で楽しかったです。
コンサル文化にも少しずつ慣れ(なんなら結構好きでした)
自分のこれまでのキャリアアセットを活かしながら自社へ貢献すべく邁進しておりましたが、組織も再現性高く立ち上がってきたところで…
思いっ切り赤を掘りたくなりました。
これは比喩表現ですが、つまり特定のドメインに本気で突っ込んで(=投資して)、自分の人生としても勝負に出たいと思いました。
他社と拮抗し続けたり、ましてやなだらかに負け続けるレースは、相応の苦しみを伴います。
それならユーザーと向き合い膝突き合わせて白黒ハッキリつけにいく方が、自分の人生をも支配していると言えるのではないかと考えたのです。
この時代、無闇にリスクをバランスさせても、もはや手に入るものは多くありません。
そして、特定のドメインに本気で突っ込む企業なんて、常に生死を分ける戦いをしている(せざるを得ない)スタートアップでしかあり得ませんでした。
そしてここで、表題の件に戻ります。。
なぜ、それでも私はLayerXなのか?
そうです。
既出ですが、実は私が当初スタートアップに求めていた軸とLayeXは、若干、ハマっておりません。。
具体的には、この辺りです。
幸いにも、全ての軸に合致したオファーもいくつかいただいておりました。
他方、LayerXでは私がジョインをするタイミングで人も集まっており(当時60名程度※)、営業組織も存在するかしないかで言うと、まあ存在しておりました。
※SaaS事業単体としては30~40名程度
え、軸、どこいったんでしょうか?どこいってしまったのか(迷子)
正直、上記の "軸" をあげつらっていたことに羞恥心を覚える程度には、
私の中で価値基準の再定義が起こっていました。
具体的には、LayerXのメンバーと面談を進めていく中で「良いチームの存在が最も重要だ」と、確信するタイミングがありました。
"世の中に前向きで大きな影響を与え、企業として評価され上場する" という極めてシンプルなひとつの "成功" のイメージを以てしても
正直、その道のりはとても長く険しいものであると感じます。
5年、はたまた10年・・・競争環境は激化の一途を辿るこの時代に同じ方向を向いて歩み続けることが、今、スタートアップに飛び込む上でもはや"最低限の必要条件" となり得ます。
そう考えると、自分に求められる役割や事業の成熟度なんて、気にするまでもない些細で取るに足らないことだと気付きました。
そんなことより、長く険しい道のりを一緒に歩みたいと心から思える
そんな良いチームを見つけること、そういう人たちと働ける機会を得ることの方が、何倍も何十倍も大切で難しいことです。
もちろん、どのようなスタートアップもチャレンジングで素晴らしいチームやプロダクトを持っています。
そのような中、LayerXのメンバーが私にとって特別だった点があります。
それは、仮説としての(相手の立場をイメージした)共感ではなく
皆数々の挑戦をしてきたからこその、その痛みわかるよ、という、深いつながりを感じることができたことです。
きっとこのチームとであれば、日常のどの意思決定のシーンを切り取っても、"孤独に陥ること" はないんだろうな、と感じたことを覚えています。
また事業を進める中で、「自分がどうにかしなければいけない」という切迫した状況に相まみえたとします。
それは一見、個人としての成長機会とも捉えられますが、一方で自分のケイパビリティ(能力)により組織、ないしはプロダクトの可能性が規定されてしまうリスクも孕んでいます。
そんな時に、良いチームとともにあればどれだけ幸せでしょうか。
なにより、個人で成し遂げられることは意外と多くないものです。
リスペクトし合えるチームで、良いモノづくりして社会にめちゃくちゃ良い影響を与えたい。
新卒の大手企業から恐る恐る飛び出したあの瞬間のような、原点たる想いに回帰することで
一番働くうえで大事にしていた ”軸” で、私はLayerXを選びました。
実際にLayerXに入社してみて、ミッションに向かい進みゆく中でも
やはり自分の選択は間違っていなかったなと日々確信を得ています。
スキル、マインドともに最高レベルのチームであることは、まごうことなき真実です。
また若いスタートアップではありますが、個人のwillとライフイベントによる制約を鑑みた上でキャリアを支援する体制があります。
私も今年30の歳になりますが、そういった意味では今後ライフイベントを想定されている方も、安心して飛び込み、挑戦を楽しんでいただける環境です。
この辺りの内容は、ぜひお話をさせていただけますと幸いです。
※お時間がある方は、Twitter spaceでも女性陣で語り尽くしているので(笑)
こちらも併せて参照くださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも気になると感じてくださいましたら、
MeetyやTwitterから、いつでもお声がけいただけますと幸いです💪
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