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【フリーランスで働く】趣味を仕事にするのは楽しいか

好きなことをして生きていく
趣味を仕事に

って、誰でも一度は憧れる生き方ではないだろうか。
でも趣味を仕事にするのって、本当に楽しいのだろうか。

実は私は、その昔 趣味を仕事にしていた。
約10年前までベリーダンサーだったのだ。

ベリーダンサーだった私

それもちょっとやってみたとかじゃなくて、11年間ガチでベリーダンスを教えていた。
仕事にしたのはダンスを始めて4年経った頃。所属していたスクールで講師の仕事をオファーされた。
講師になって7年後に独立し、4年間自分のダンススクールを運営した。
当時書いていたベリーダンスブログ(ヤフーブログより移転)
 ↓

雇われ講師では自分や家族を養っていける程の収入には全く届かなかったが、独立してからは、パートタイマーの収入くらいは稼げるようになった。
全くもってダンスで食べていくのは難しい…

日本に行ってワークショップで教えたり、パーティ形式のショー(ハフラ)をやったり、ベリーダンスジャパンいう雑誌に載ったこともある。たまたま時期が、日本のベリーダンス・ブームに重なっていたのだ。

結論から言うと、趣味を仕事にするのは すごく楽しい。
絶え間ない集客など しんどい部分もあるが、今考えても、あんな楽しい仕事はなかったと思う。

夫の収入で生活できるならそりゃ楽しいだろうと言われそうだが、皆さんも本音をいえば、誰かに生活費を保証してもらい 自分は好きなことでお小遣い稼ぎしたいという願望ないですか?
それが大義名分としてできるのが、子供を育てている主婦の強みである。

相方によっては、そういうのを許さない人もいると思うが、うちの夫は基本私に子育てと家の事を担当して欲しくて、差し障りのない範囲で働いて好きなことをしてもいいというスタンスだった。なので お互いの利害が一致していたといえる。

こういう場合、自立とか男女平等とかごちゃごちゃ言うより、利害一致により大手を振って好きなことをして生きればよいと思う。

所詮 主婦のお遊びじゃないか、と言う人もいるだろう。だが人を集めスタジオを借りてスクールを何年も継続していくのは、遊びではできない。誰に何と言われようと、あれは立派な仕事だったと私は思っている。 

とはいえ、フリーランスで好きなことを仕事にして生活を支え かつ子供を育てるというのは、また別のレベルであり、そこにたどり着ける人は少ない。精神的にもきつくて辛いことの方がずっと多いだろう。
それができる人はなかなかいないし、目指さなくていい立場なら、無理にそれを目指すこともないと思う。

どちらにしても、趣味(好きなこと)を仕事にしたいという人に対しては、こう言いたい。

もしも人生の中で 数年間でも好きなことを仕事にできる機会が訪れたら、その機会を逃さないで、大いに楽しんでほしい。

永久に続いて栄え続ける仕事なんてないし、自分も年を取って変わっていく。家族や家庭の状況も変わる。
どんなことにも終わりが来る。
趣味を仕事にして上手くいかなくなったら、辞めて別の職業をやればよい。

趣味を仕事にできるかどうかは、自分がどのくらいその趣味に情熱と愛情を持っているかにかかっている。
私の場合、ベリーダンスが好きで好きでどうしようもなかったから、しんどいことがあっても、それで辞めようとか辛いとか思わなかった。

今はベリーダンスをやっていないけれども、あの時趣味を仕事にし、それを11年も続けることができて、本当に幸運だったと思っている。
ダンスが仕事になったのは成りゆきで、自分からそうしようと思って始まったのではないが、あの時一歩を踏み出して本当に良かった。

皆さんも、趣味を仕事にするチャンスが巡ってきたら、自分の心に忠実に、後悔ない選択をしてほしい。

こういう発言をすると、それはあなたが女だからできたんだろう、と思われるだろう。

でも日本にいる私の兄も、もう30年近く前から好きなことを仕事にしてフリーランスで頑張っている。
仕事は映像制作で収入はアップダウンがあるがずっと自活はできている。
独身なので家族を養う義務はないが、そういう生き方もまた兄の選択かと思う。

置かれた状況で、趣味を仕事にするという機会が巡って来て、自分がそうしたいならそうすればよい。
だが養うべき家族がいて、自分はそう出来ないというなら諦めるしかない。

生活のための仕事をしながら、ピュアに趣味を追及し楽しむのも悪くない。
何年もの間冷めることなく情熱を傾けられる趣味に出会うこともまた、奇跡のようなものだと思う。

自己選択、自己責任。それに伴う結果も引き受けてこそ、好きなことを仕事にできる。
そしてほとんどの場合、やった後悔よりもやらなかった後悔の方が、大きいのである。

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