いつもお祈りしているお稲荷さんから、きつねちゃんがやってきた話

この話をいつ書こうか、ずっと考えていたのですが、とうとう、その時が来たようです。

日本は、八百万（やおよろず）の神様の国。
たくさんの神様が、いろんな土地を護ってくださっています。

我が家の近くにも、この土地を護ってくださる、地元の氏神様の神社があります。

私はそのお宮にほぼ毎日、お参りに行ったり、そのついでに境内のお掃除をしたりしています。

宮司さんがいない、地元の神社なのですが、
とても静かで気持ちの良い神社です。

実は今まで、この神社にお祈りしたことは、一つ残らず、全て叶っています。

また、何か悩んでいることがあっても、
その悩みを神様が引き受けてくれたり、
お祈りやお参りをした後で、数時間後に解決したり、解決につながるような糸口につながったり。
どんなにどん底の気持ちでお参りに行っても、お参りの帰り道には晴々とした気持ちで帰ることが出来ます。

境内のお掃除をするようになってから、さらに神様との相性ややりとりがスムーズになり、よくなった気がします。

こちらのお宮はこんな感じ。
メインの氏神様のお宮の隣に、小さなお稲荷さんと、疱瘡神の祠があります。
（この他にも、福禄寿さんもいらっしゃって、そちらもお参りやお掃除をしています。）

メインのお宮や境内は、お掃除する人がまだ他にもいるらしいのですが、それ以外のお稲荷さんや祠はお掃除する人が誰もおらず、私くらいしかいませんでした。

確かに、メインのお宮より小さくて、ちょっと暗いところにある為、最初はちょっと薄気味悪く感じていました。

しかし、最初のお掃除をした時から、お稲荷さんも祠も、急にパーっと綺麗なエネルギーになって、怖い感じや暗い感じがなくなりました。

それ以来、お稲荷さんたちを重点的にお掃除や草取りすることが増えました。

まめにお参りするようになってから、１年以上経った2020年秋。

ある日、お掃除をしてからお稲荷さんにいつものようにお参りをしていました。

当時の私は、仕事や自分の可能性、人間関係など、いろんなことに行き詰まりを感じている時期でした。
そのためにした自分の決断にも今一つ自信が持てず、悶々とする日々が続いていました。

お稲荷さんに、

ゆりりん：
「今日もお見守りいただき、ありがとうございます。
今、仕事や人間関係や自分のことでちょっと悩んじゃってます。
この時期を抜けるための行動や決断、取り組みはしていきます。
どうぞお見守りください。」

とお祈りしたら…。

心の中に響くように、お稲荷さんの声がしました。
（もちろんチャネリングでです。）

「いつもそなたは、懸命に我が社を清めておるのう。
良い心がけじゃ。なかなか出来るものではないぞ。

よし、そなたに我が供を一つ授けようぞ。」

（実際のお稲荷さんは、もっと立派なキツネさんでした。
私にまだ画力がなく、仮のイラストでごめんなさい💦w）

そうお稲荷さんが言うと、

「えっ、どういうこと？！」

と私がびっくりしている間に、

「こんにちは！
今日から一緒によろしくね♪」

と、可愛いキツネちゃんがやってきてくれました。

まだ見習いの御神霊のようです。

「ふぉっふぉっふぉっ、この者と一緒に精進するが良いぞ」

と、お稲荷さんは笑いながらお戻りになられました。

「うっ…うわっ、御神霊を授かるって、こういうこと？！
初めまして、天音結里愛です。
これからどうぞよろしくお願いします。」

とキツネちゃんにご挨拶する私。

御眷属様や御神霊を賜る話は、この仕事をしているとたまに耳にしますが、
まさか突然、こんなことになるとは。

めちゃくちゃ落ち込んでいた時期だったので、
ありがたくて、泣きそうになりました。

「私のところに来てくれてありがとう。
じゃあ、これから私の家に行こうか…？」

と、神社の石段を、キツネちゃんと一緒に降り、家路に就きます。

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このキツネちゃんが来てくれて、はや半年以上。

いつも、このキツネちゃんが一緒にいます。

私がわからないことや、

「これってどっちの方がいいのかな？」

とキツネちゃんに尋ねることもありますが、

キツネちゃんは、方向性を指し示す役割のようで、
お互いがお互いから、学び合っている感じです。

「キツネちゃん、
今度遠くのお宮に行きたいんだけど、どこがいいかな〜？」

「うん、次はね…♪」

キツネちゃんが指し示したところは、あのお宮でした…！

（→三峯神社編へ続く）